W杯出場国のパズル2005.11.10
このコラムを更新しないまま何ヶ月も経ってしまいました。長い間ご無沙汰してごめんなさい。
本当は、セリエAやチャンピオンズリーグの新しいシーズ
ンがどんな風に始まったかとか話したいところだけど、今回はそれよりもこのことについて話さないわけにはいかないでしょう。先日のメイントピックス、2006年ワールドカップ・ドイツ大会の予選。最後のチームを決めるためのプレイオフを11月に残していますが、出場国のパズルは大部分が埋まっています。
さて、ヨーロッパから始めましょう。こちらは大きな驚きはないと言えます。9月の段階では出場が危ないかなと思われていたイングランドもフランスも、10月の2試合で本戦出場を決めることができたし、イタリア、ポルトガル、セルヴィア、クロアチアは、予想どおり、簡単に予選リーグを勝ち抜きました。そしてポジティブな驚きは、ウクライナとオランダ。ウクライナは、現在における世界最強FWの一人であるシェフチェンコを中心としたよいチームで、初めてファイナルステージにやってきます。オランダは、チェコ、ルーマニアなどと同じ、決して簡単ではないグループの中で、最も多くの勝ち点を集めて出場を決めたチームです。彼らの力は強く印象に残ったけど、特に代表監督のファン・バステン(サッキ監督のミラン時代にバロンドールを獲得した)が若い選手を多く投入して、大きく変わったということが印象的です。アランチョーネ(オレンジ:オランダ代表のカラーで愛称)で若い良い選手が育ってきているということを証明していると言えるね。
逆に失望したのは、ヨーロッパチャンピオンであるギリシャ。昨年ポルトガルで獲得したタイトルは、偶然の賜物だったと言われても仕方ない。残念だったのは、デンマークとイスラエル。デンマークのチームはとても強かったし、イスラエルは得失点差でプレイオフからも漏れてしまったけど、そのレベルはこの数年で確かに高くなってきていることを見せました。
北アメリカ、中南米は、全て予想通り。実際、予選を通過したのは、2002年大会に参加したチーム(コスタリカ、USA、メキシコ、アルゼンチン、ブラジル、エクアドル、パラグアイ)です。唯一ウルグアイだけが、ドイツへの“ビザ”を手にするために、オーストラリアとのプレイオフに勝たなければならないけど。
逆に、アフリカでは大変化が起こりました。チュニジアだけがコンファームされただけで、あとの伝統的なチーム、ナイジェリア、カメルーン、セネガルがアウト。驚いたことに、トーゴ、アンゴラ、コートジボアールが本戦に参加することになりました。そしてもう1チーム、ガーナは有利だと思われているチームで、ヨーロッパのビッグチームでプレーしている多くの優秀な選手(例えばアッピアやEssien、Muntari)を抱えています。 この予選の結果で起こった悲しい事実は、カメルーンの敗退が引き起こした暴力。かわいそうなウォメ!PKを間違えたからといって、暴力の犠牲になるなんて想像もしなかったでしょう!怒り狂ったサポーターたちは彼の家や車を壊してしまい、Wカップへの出場権をなくすだけでなく、家や車までなくしてしまいました。これは、サッカーが多くの国(特に貧しい)にとって、W杯への出場が自国に誇りを持たせるものとして存在していることを示していて、敗退は裏切り行為として捉えられたのです。
最後にアジア。特に多くは変わっていません。日本と韓国が自力で出場権を得て(前回は開催国の権利として参加しましたが)、サウジアラビアがコンファームされました。そしてサッカーのレベルが上がってきているイランが中国にとって代わり出場を決定しました。
注目は、日本と韓国がアジア外で、ホームを遠く離れてどのように他の国々と競うか。それを見るのはとても興味深いね。韓国は、監督の問題もあって、自分達の能力にあまり自信がないように見えます。しかし、韓国チームにはヨーロッパでも高く評価されている選手たちがいるのと、愛国心が強いので団結して前回のように驚きを見せるかも。
一方日本は、ミステリアスな存在。何年も一緒にプレーしていてお互いよく理解しているグループを持ち、その中にタレントのある選手たちを持つ日本は、理論的には多くのチームに対して勝てるはず。ただいつものことだけど、強いエースストライカーとインターナショナルなレベルのDFを2人ほど欲しいところ。だけどそれよりも、ジーコ軍団の選手たちはアジアを遠く離れたところでも、勝者のメンタリティーを獲得したことを見せなければならないね。
とにかく、最後となるプレイオフの結果と本戦の組み合わせがどうなるかを待ちましょう。そしてカウントダウンが始まります。
本当は、セリエAやチャンピオンズリーグの新しいシーズ
ンがどんな風に始まったかとか話したいところだけど、今回はそれよりもこのことについて話さないわけにはいかないでしょう。先日のメイントピックス、2006年ワールドカップ・ドイツ大会の予選。最後のチームを決めるためのプレイオフを11月に残していますが、出場国のパズルは大部分が埋まっています。さて、ヨーロッパから始めましょう。こちらは大きな驚きはないと言えます。9月の段階では出場が危ないかなと思われていたイングランドもフランスも、10月の2試合で本戦出場を決めることができたし、イタリア、ポルトガル、セルヴィア、クロアチアは、予想どおり、簡単に予選リーグを勝ち抜きました。そしてポジティブな驚きは、ウクライナとオランダ。ウクライナは、現在における世界最強FWの一人であるシェフチェンコを中心としたよいチームで、初めてファイナルステージにやってきます。オランダは、チェコ、ルーマニアなどと同じ、決して簡単ではないグループの中で、最も多くの勝ち点を集めて出場を決めたチームです。彼らの力は強く印象に残ったけど、特に代表監督のファン・バステン(サッキ監督のミラン時代にバロンドールを獲得した)が若い選手を多く投入して、大きく変わったということが印象的です。アランチョーネ(オレンジ:オランダ代表のカラーで愛称)で若い良い選手が育ってきているということを証明していると言えるね。
逆に失望したのは、ヨーロッパチャンピオンであるギリシャ。昨年ポルトガルで獲得したタイトルは、偶然の賜物だったと言われても仕方ない。残念だったのは、デンマークとイスラエル。デンマークのチームはとても強かったし、イスラエルは得失点差でプレイオフからも漏れてしまったけど、そのレベルはこの数年で確かに高くなってきていることを見せました。
北アメリカ、中南米は、全て予想通り。実際、予選を通過したのは、2002年大会に参加したチーム(コスタリカ、USA、メキシコ、アルゼンチン、ブラジル、エクアドル、パラグアイ)です。唯一ウルグアイだけが、ドイツへの“ビザ”を手にするために、オーストラリアとのプレイオフに勝たなければならないけど。
逆に、アフリカでは大変化が起こりました。チュニジアだけがコンファームされただけで、あとの伝統的なチーム、ナイジェリア、カメルーン、セネガルがアウト。驚いたことに、トーゴ、アンゴラ、コートジボアールが本戦に参加することになりました。そしてもう1チーム、ガーナは有利だと思われているチームで、ヨーロッパのビッグチームでプレーしている多くの優秀な選手(例えばアッピアやEssien、Muntari)を抱えています。 この予選の結果で起こった悲しい事実は、カメルーンの敗退が引き起こした暴力。かわいそうなウォメ!PKを間違えたからといって、暴力の犠牲になるなんて想像もしなかったでしょう!怒り狂ったサポーターたちは彼の家や車を壊してしまい、Wカップへの出場権をなくすだけでなく、家や車までなくしてしまいました。これは、サッカーが多くの国(特に貧しい)にとって、W杯への出場が自国に誇りを持たせるものとして存在していることを示していて、敗退は裏切り行為として捉えられたのです。
最後にアジア。特に多くは変わっていません。日本と韓国が自力で出場権を得て(前回は開催国の権利として参加しましたが)、サウジアラビアがコンファームされました。そしてサッカーのレベルが上がってきているイランが中国にとって代わり出場を決定しました。
注目は、日本と韓国がアジア外で、ホームを遠く離れてどのように他の国々と競うか。それを見るのはとても興味深いね。韓国は、監督の問題もあって、自分達の能力にあまり自信がないように見えます。しかし、韓国チームにはヨーロッパでも高く評価されている選手たちがいるのと、愛国心が強いので団結して前回のように驚きを見せるかも。
一方日本は、ミステリアスな存在。何年も一緒にプレーしていてお互いよく理解しているグループを持ち、その中にタレントのある選手たちを持つ日本は、理論的には多くのチームに対して勝てるはず。ただいつものことだけど、強いエースストライカーとインターナショナルなレベルのDFを2人ほど欲しいところ。だけどそれよりも、ジーコ軍団の選手たちはアジアを遠く離れたところでも、勝者のメンタリティーを獲得したことを見せなければならないね。
とにかく、最後となるプレイオフの結果と本戦の組み合わせがどうなるかを待ちましょう。そしてカウントダウンが始まります。
マウリ
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