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交野の桜のように気高く麗しい酒「山野酒造」

交野の桜のように気高く麗しい酒
「山野酒造」

DATA
山野酒造株式会社
大阪府交野市私部7-11-2
http://www.katanosakura.com/

桜の名を冠す“片野桜”

 またや見ん 交野の御野の桜狩り
  花の雪散る 春の曙

これは、新古今和歌集に残る藤原俊成(藤原定家の父)の歌。交野(かたの)は、京の公家たちにこよなく愛された遊猟の地であると同時に、桜の名所でもあった。その桜を名前に冠した酒が、ここ山野酒造で造られている「片野桜」である。ただし、「かた」の字が違うところに注目。
地名となっている「交野」には「互いに狩りに行く野」という意味があり、酒の名前に使われている「片野」には「許された者のみが狩猟できる野」という意味があるそうだ。

こだわりの酒に力を注ぐ

その意味の通り、「片野桜」は格調高いこだわりの酒である。蔵の製造数量の約8割が、吟醸酒や純米酒など特定名称酒と呼ばれる清酒であり、その内の5割が原酒で蔵出しされるという、非常に貴重な酒造なのだ。そのため、蔵で年間に製造できる総量は約400石。

藤原俊成が「もう見ることはないのかもしれん」と嘆いた交野の桜。そのたおやかな桜の姿は、たおやかな味の酒となって、毎年世に送り出されている。

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