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古きよき酒と最先端の酒が共存する「西条合資」

古きよき酒と最先端の酒が共存する
「西条合資」

DATA
西條合資会社
大阪府河内長野市長野町12‐18
http://www.amanosake.com/

歴史の偉人に愛された“天野酒”

1718年の創業以来、約300年もの間、酒造りを続けている酒蔵、「西条合資」。1971年、「天野酒」を復活させたことで話題になった酒蔵である。天野酒というのは、いわゆる僧房酒のひとつで、お寺で造られた酒のこと。
平安中期以降、酒造りの中心は大寺院が担っており、当時、寺院は学問の中心でもあったため、醸造の最新技術が次々と研究・開発されていた。そうやって寺院で、良質な酒が造られていたのである。
天野酒はそのなかでも高い評価を得て、室町時代には隆盛を極めた。後花園天皇の実父である伏見宮貞成の日記『看聞御記(かんもんにっき)』にも、天野酒の名前が登場するほど。豊臣秀吉も、天野酒を愛飲していたという。
その天野酒を復活させ、いまでは知る人ぞ知る名地酒にまで育てたのが、「西条合資」なのだ。

研究と最新技術で新しい酒を醸す

ここではもうひとつおもしろい試みをしている。2007年から大阪府立大学生命環境科学研究科と連携し、「飲んでからだにいい清酒」の開発に取り組んでいるのだ。
その研究のひとつの成果として完成したのが「なにわの育」。古代米(有色米)の「アサムラサキ」を原料として使用することで、アントシアニンを多く含んだ酒ができる。
また、アサムラサキを使うことで、ピンク色の甘い酒に仕上がり、視覚的にも味覚的にも、味わい深い酒ができるという。
室町時代の最先端技術を復活させながら、現代の研究成果をも世に送り出す「西条合資」。新しいものも古いものも大切にしている酒蔵である。

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