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岡山が誇る幻の米を作り続ける「山﨑農園」

岡山が誇る幻の米を作り続ける
「山﨑農園」

DATA
山崎農園
岡山県倉敷市下庄460-5
http://www.yuuki-mai.com/index.shtml

全国に先駆けて生まれた「おかやま有機無農薬農作物」

一般的に、有機農産物とはどんな作物をいうのか、その定義をご存知だろうか?簡単にまとめると、有機農産物とは、化学的に合成された肥料や農薬の使用を避け、周囲の生態系への負荷をかけない栽培方法で生産された作物のこと。使用できる肥料や農薬に制限が設けられているほか、「有機農産物」とか「有機栽培」と謳うにはこうした基準で3年以上栽培されていることが必要になるなど、細かな条件が定められており、農業の自然循環機能の維持増進を図ることを目的としている。
近年、こうした取り組みが全国でも盛んになっているが、岡山県はその先駆けでもある。1988年から有機無農薬農業に取り組んでおり、2001年には農薬・化学肥料を一切使わない県独自の基準を設け、「おかやま有機無農薬農産物」の認定をスタート。農薬・化学肥料を一切使わないというのは、全国でも例のないものだ。

貴重な品種を守り続ける

こうした県の支援のもと、岡山県では有機農法を採用している農園が多いのが特徴だ。山﨑農園もその1つで、「安心、安全、美味しい米」を合言葉に、農薬、化学肥料、除草剤は使わず、鶏糞ベースの有機肥料や自作の堆肥を使っての米づくりに取り組んでいる。
育てている品種も地元の特長を活かしたもの。その中心は、岡山の看板品種でありながら、生産量が少ない希少な朝日米と雄町米だ。朝日米は、コシヒカリやササニシキのルーツともいわれ、大粒でツヤ、香りもよく、適度な甘みがある一等米で、県内最高の良食米だ。
しかし、穂からモミが落ちやすく稲が倒れやすいという性質があるため、効率化・機械化が進められるうちに生産が激減してしまった。関西の寿司屋では、朝日米が手に入らなくなって嘆いている寿司職人が多いそうだ。
雄町米は、粒がきわめて大きく、やや潤んだような心白を持った酒造好適米。米が軟らかで溶けやすいため、芳醇な酒ができる。しかしこちらも、背丈が160cm以上に育つ倒れやすい品種で、しかも病気になりやすいため栽培が難しく、生産量が減って「幻の米」といわれるように。山﨑農園では、こうした岡山が誇る米を今も受け継いでいる。

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