日本の手仕事の美しさを再認識!「因州 中井窯」

日本の手仕事の美しさを再認識!
 「因州 中井窯」

実用性と美しさ

世界的工業デザイナー・柳宗理氏とのコラボレーション作品の発表で注目を集めている、「因州 中井窯」。鳥取民藝運動の父 故・吉田璋也氏の指導で新作民芸に取り組んだ工房として知られる。

現在は、二代目の坂本實男さんと三代目の章さんが、暮らしに役立つ器を制作している。
そう、器はちゃんと使ってこそ美しい。中井窯の器たちは、まさに実用性と美しさを兼ね備えているのだ。

お皿づくりを体験する

緑、黒、白などの釉薬を組み合わせ、それによって生じる色の変化の美しさを活かした作品は、鳥取のみならず日本の民窯における代表作のひとつに数えられている。伝統を大切にしながらも、時代に合った感性を取り入れてこその手仕事である。
今回、中田はお皿づくりにチャレンジ。ろくろを回してなめらかな曲線をつくる手つきも大分、サマになってきた。
土の声を聴き、使う人のことを想う器づくり。生活と芸術が一致した民藝は、時代を経ても受け継がれていく。

ACCESS

因州 中井窯
鳥取県鳥取市河原町中井243-5
URL http://www.nakaigama.jp/