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秋田の新品種「秋泉」を作る 「加賀谷果樹園」

秋田の新品種「秋泉」を作る
「加賀谷果樹園」

DATA
加賀谷果樹園
秋田県潟上市天王字下出戸1-1
http://www6.plala.or.jp/kagaya-kaju/

秋田の果物事情

今回伺ったのは「果樹園」。かづの北限の桃を紹介した記事にも書いたが、秋田県はりんごの生産が盛んだ。そのほかにも全国シェアでトップ3に入るのが「アケビ」。珍しいところで言うと「マルメロ」という果物。カリンによく似た果物で香りが高く、果実酒などにもよく使われる。ちなみにこちらも全国シェアではトップ3に入る。というように、「果物王国」というイメージはないかもしれないが、実は果樹栽培が盛んな土地が秋田県なのだ。
この日おじゃました加賀谷果樹園ではぶどう、りんご、梨を中心にさまざまな品種の果物を生産、販売している。また、観光農園として実際に果樹園で収穫をすることも可能だ。

2013年初出荷の梨「秋泉」

園内を紹介してもらい、お目当ての木にたどりつく。秋田独自の新品種「秋泉」という梨の木だ。
取材当日は10月。その時期に梨がたわわになっているというのはどうにもイメージになかった。ひとつ実をとって食べさせてもらうと、すぐに中田の口から「うん、瑞々しいですね」という言葉がもれた。
食べさせてもらったのは「秋泉(しゅうせん)」という品種。江戸時代から梨栽培をしていたという秋田の歴史の中で初めて生まれた、秋田オリジナルブランドの梨だ。しかも2013年初出荷という、生まれたてほやほやの新品種なのだ。
秋泉は豊水と新星を交配してできた品種。まず目を引くのはその大きさだ。豊水、新星と比べて二倍ぐらいもあり、ひとつ600gから800gもある。おお振りな実のものはおお振りな味と思ってしまいがちだが、絶妙な甘さがしっかりと口の中に広がる逸品。さらにジューシーで、瑞々しさが口の中を楽しませてくれる梨だ。

10月にも美味しい梨を!

「秋泉は特別に甘い梨ではないですが、バランスが良いくて美味しい。これからは生産量を増やしていきながら、お客さんにもPRしたいです」と加賀谷さん。
秋泉の特徴のひとつが出荷される時期だ。10月上旬といえば、梨の最盛期でもなければ、りんごの季節にはちょっと早い。そんな谷間の時期にありながらも、おいしい梨だというのが、秋泉の最大の特徴だと言う。
「僕は梨が好きで毎年よく食べますが、晩生(おくて)の梨の中でも秋泉は味がしっかりしていると思います。10月においしい梨が食べられるなんて、たしかにそれだけでも価値がありますよね」と中田。
まだ栽培が始まったばかりの秋泉。これからどのように全国に受け入れられていくのか楽しみだ。

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