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三浦半島での彩豊かな野菜作り「高梨農場 高梨雅人」

三浦半島での彩豊かな野菜作り
「高梨農場 高梨雅人」

DATA
高梨農場
神奈川県三浦市初声町下宮田303
http://www2.odn.ne.jp/takanashifarm/

後継者が多い土地

よくニュースとして聞くのが、就農者の減少、農家の跡継ぎの減少。ところが高梨農場のある三浦半島は、都市に近い、気候が温暖という好条件もあって、全国的に見て農家の後継者も多いのだという。お話を聞いた高梨雅人さんも、お父さんが始めた農業を継いだ2代目だ。
三浦の野菜といえばすぐに名前が浮かぶのが、三浦大根だろう。しかし、現在三浦大根を栽培、出荷しているのは大根農地に対して約1%程度、ごく少数だという。代わって主流になっているのが、青首大根。1979年秋に台風に見舞われ、半島全域の三浦大根が枯れてしまった。そこで代用として植えた青首大根がコンパクトで扱いやすく、収穫高もいいということから、しだいに生産が増えていったのだ。

三浦大根を続けたい

そんななか、先代が三浦大根を作っていたのを知っているので、高梨さんは三浦大根を作りたいと思っていた。しかし農協へ出荷すると三浦大根は季節限定の取り扱いに限られてしまった。そこで、農場の近くでの直売を1992年から始めたのだそうだ。直売は「大量生産・大量販売」というように効率良くはいかないが、作物を食べてくれる人すなわちお客さんから、おいしいという反応がダイレクトに伝わってきて張り合いがあるという。
また、リクエストも多い。飲食店から、こういう野菜がほしいというリクエストもあれば、外国から帰ってきた料理人が、あの野菜はないのかといってくることもあるそう。その要望に応えられるのも直売ならでは。もとは40種類ほどだった作物が、いまはいろいろな種類を作り、150種類を超えたという。

色々な大根がある

その150種類のなかには、大根だけでも15種類もあるという。白首大根の三浦大根、スーパーでよく見かける青首大根。次に高梨さんが見せてくれたのは「さつまいもみたい」と思わず声がでた赤い大根。生食に向いたサラダ用の大根だ。
次には緑の大根が出てきた。この緑の大根に至っては、澱粉が多いので蒸して食べるとホクホクとした食感がでるという。それぞれ、違ったおいしさがあるが、見慣れない大根をなかなかお客さんは買わないそうだ。

「こういう個性のある大根は、ちゃんと説明しないと理解してもらえない。買ってもらえないですね。だから、対面販売だといい。もっと知ってもらいたいですね。」そう高梨さんは言う。
大根に限らず、あまりスーパーには並ばない野菜は多い。高梨農場の直売所は、三浦大根をはじめ彩り豊かな野菜と出会える場所なのだ。

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