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東京湾の漁業「アナゴ漁 斎田芳之」

東京湾の漁業
「アナゴ漁 斎田芳之」

DATA
横浜市漁業協同組合柴支所
神奈川県横浜市金沢区柴町 397

朝焼けの東京湾で

まだ日が昇ったばかりの東京湾。漁船に乗りこむ中田の姿。今回、横浜市漁業協同組合柴支所に所属しアナゴ漁を営む斎田芳之さんに取材をお願いしたところ、それならばいっしょに漁に出ようということになったのだ。
斎田さんの漁法は筒漁といわれるもの。灰色の筒のなかにイワシやイカなどの餌をいれて海に沈めて、アナゴを匂いでひき寄せる方法だ。漁船の上では中田も筒を引き上げる作業をお手伝いさせていただいた。
環境保全のため、漁具には小さな水抜き穴を開けてあり、小さなアナゴの混獲を防ぐ仕組みになっている。それでもびっくりするぐらいの数のアナゴをとることができた。

「どんなところに仕掛けをおろすと決めるのですか?」と素朴な疑問が浮かんだ中田。
「アナゴを獲りながら、アナゴの大きさや、数を見て、次の狙いを考えている。日々の経験で、予測してるんですね。」と斉田さん。
そうして全ての仕掛けを回収するころにはすっかり太陽は高く上っていた。

漁師の魅力

中田が「漁師の一番の魅力は?」と質問すると、「自分の経験をもとに仕掛けをしたところに魚がいたときは、してやったり、一番うれしいですね」と答えてくれた。「ただし、逆もある。まったく魚がいなかったときは……。テストで赤点でもとった気分ですよ。でもね、やっぱり海が好きだから、船に乗っているだけで楽しい。それが一番の魅力かな」と海を眺めながら話をしてくれた。
漁師町に生まれ、小さい頃から船に親しんでいたという斎田さん。エンジン付きの小型船にも乗り、友達と競争し、とにかく海と船に囲まれて育った。
「海の上でトラブルになって動けなくなる。そしたら他の船が一斉に助けに来てくれる。みんな同じ港で育った人たちだからね。」

ほかほかでほくほくの白焼き

船からあがると、「すぐに白焼きにしてもらうから」といって、斎田さんはとれたばかりのアナゴをさばいてくれた。表面が金色に輝き、身は美しく白い。その身を中田に渡す。「柔らかい」と中田が驚くように、とれたて、捌きたての身は柔らかい。斎田さんによると、東京湾のものは特に身が柔らかいのだという。
それをさっそくお店で白焼きにしていただく。焼きたてのアナゴはほかほかで、身はほくほくとしていて「うなぎのプリっとした食感とはまた違ってすごくおいしい」と中田もご満悦だった。

ちなみに、斎田さんの獲ったアナゴはNPO法人「コミュニティー・カフェ さくら茶屋」など、地元の料理店で白焼きやアナゴ丼として食べることができる。江戸前のアナゴの味を味わってみてはいかがだろう。

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