REVALUE NIPPON

JOURNEY TO REDISCOVER.

  • 工芸芸能
  • 食
  • 酒
  • 神社仏閣
  • 宿

都道府県から探す:

琥珀色に色づく日本酒。「株式会社車多酒造」

琥珀色に色づく日本酒
「株式会社車多酒造」

DATA
株式会社車多酒造
石川県白山市坊丸町60番地1
http://www.tengumai.co.jp/

美味しい酒を造る

1823年創業という長い歴史を持つ「車多酒造」。銘酒「天狗舞」は、米の旨みが口の中にひろがり、余韻に柔らかな香りを感じる深い味わいのお酒だ。
また、琥珀色に輝く酒の色は目も楽しませてくれる。この二つの特徴、濃厚な味と琥珀色が車多酒造のこだわりなのである。

まず味について。これは山廃仕込みにこだわったからこそできる味。当代蔵元が後継者として蔵に戻ってきた昭和40年代は、質よりも量を求める酒造りが一般的だった。
そんな時代にあって、蔵元は「美味い酒を作る」と、時代に逆行するともいえるモットーを掲げた。
そこで選択されたのが山廃仕込み。山廃仕込みには、煩雑な作業と熟練した技術、そして膨大な時間が必要とされる。しかし、きめ細やかでふくらみのある味は山廃でしか出せないと信じ、蔵元は中三郎杜氏や蔵人とともにこだわり抜いた。

本来の酒の色

次に、ほんのり琥珀色。「色がついているのは品質の劣化?」という質問を受けることもあるという。そのときは「色があるのが本来の状態なのです」と答える。
良質な米と水を使い、山廃仕込みで丁寧に醸した酒は琥珀色を帯びるのだ。通常、その色を除去するために活性炭を使用するのだが、それがじつは旨みまでも奪ってしまう。
だから、「天狗舞」は活性炭を一切使用しない。琥珀色は旨みの象徴でもあるというわけである。

能登杜氏 中三郎のこだわり

能登杜氏の四天王と呼ばれる中三郎さんに蔵を案内していただき、酒造りについてお話を伺うことができた。現在でも、秋田杉で作られた麹蓋や搾り機の木槽といった伝統的な道具を大事に使い続けている。
試飲させていただいた、「天狗舞 中三郎 大吟醸生酒」は杜氏 中三郎さんのお名前をそのまま商品名にした限定の生酒。美味い酒、料理との調和を大事にしていることから、香りをおさた麹を使うこともこだわりのひとつだと、話してくださった。

「車多酒造」のこだわりが醸し出す、山廃仕込みの深い旨み。多くの人々から支持される「天狗舞」はこうして造られているのだ。

この記事についたタグ:

人気記事TOP5

  • NAKATA.NET HOME
  • PRIVACY POLICY
  • SHOPPING RULE
  • CONTACT

© nakata.net ALL RIGHTS RESERVED.