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目指すは、感動の酒 「加藤吉平商店」

目指すは、感動の酒
「加藤吉平商店」

DATA
合資会社 加藤吉平商店
福井県鯖江市吉江町1号11番地
http://www.born.co.jp/

低温熟成の旨味

「加藤吉平商店」はもともと両替商・庄屋を営んでいたが、1860年、万延元年に日本酒醸造をはじめ、商店として現代11代目を数える老舗だ。
古くは「越の井」という銘酒を製造し、天皇陛下即位の礼「御大典の儀」では、地方選酒として振舞われた。現在は全てのお酒を「梵」という名前に統一しており、日本では約50種類を製造・販売している。また、「梵」は世界90ヶ国で商標登録され、そのうち30数ヶ国に輸出されているという。
その国際性から、日韓共同開催の2002 FIFAワールドカップ晩餐会で披露された他、日本政府専用航空機の機内酒にも採用されている。
加藤吉平商店の酒造りの特徴は、完全無添加純米酒の低温熟成を徹底していること。全ての商品を、0℃から-8℃の環境で、1年から5年ほど熟成させる。低温熟成させることにより、造りたての若いお酒にはない、まろやかな口あたりが実現するのだ。

洗米にこだわる

完全無添加純米酒にこだわる理由について、11代目当主加藤さんはこう話してくださった。
「当蔵は、“目指せ!感動の酒”をテーマとして掲げています。最終的な希望は、お客様がお酒を一口飲んだときに、人生は素晴らしいな、と思ってもらいたい。その為に、ストレスを解消するにはもってこいの日本酒に、添加物が入っていてはいけないと思って無添加を始めたのです。」

加藤吉平商店では、精米度10%、20%といった、技術を要する珍しいお酒も造っている。酒米の美味しさを最大限に引き出すために、加藤さんが目をつけたのはお米の洗い方だった。
精米したお米は、通常、水に浸けて手で研ぐものだが、加藤吉平商店では、試作を積み重ねて完成した専用の米洗い機に入れる。この機械は、水流と一緒に気泡を発生させるもの。お米に触れる気泡がプチプチはじけることで、米ぬかが綺麗に取れていく。手で砥ぐよりもお米を傷つけないで済むことに加えて、水よりも洗浄効率が良い。磨いたお米は、これも試作を重ねて作り上げた専用の布袋に入れて、まんべんなく水分を含ませた状態で、蒸しあげる。

必要な技術を見極める

日本酒造りの伝統的な技術を独自に見極め、疑問を解消していくことで、現在ように作業を変化させてきたのだという。
2010年4月ロンドンで開催された、世界的な酒類品評会IWC2010(インターナショナル・ワイン・チャレンジ)の純米酒部門において、「梵・吟撰」がゴールドメダル&トロフィー受賞し、9月には表彰式典において最高賞「チャンピョン・サケ」を受賞した。独自の製法で磨き上げられ、熟成された日本酒が世界中の酒造りに携わる人々を納得させたのだ。

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