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世界中から熱い視線をそそがれる 「増永眼鏡」

世界中から熱い視線をそそがれる
「増永眼鏡」

DATA
増永眼鏡株式会社
福井県福井市今市町4-15
http://www.masunaga-opt.co.jp/

福井の誇る産業

福井県は、眼鏡フレームの世界三大生産地といわれる土地のひとつ。国内では、全国の90%以上が生産されており、メタルフレームのみに絞れば世界最大の生産量である。
そんな福井の眼鏡フレーム作りの歴史は、意外と古い。なんと、いまから105年前の1905年(明治38年)に、増永五左ェ門という人が大阪や東京から眼鏡職人を呼び寄せ、帳場制という一種のギルドのような仕組みのもと多くの優秀な技術者を育てたことから始まったのだ。
その増永五左ェ門こそ、今回訪問した「増永眼鏡」の創立者である。彼が育てた大勢の技術者たちが独立し、自らの工房を持つことで、福井の眼鏡産業は現在のように隆盛したのだ。

人気を集めるフレームの数々

「増永」という名前を聞いて、ピンと来た人はなかなかのファッション通。「増永眼鏡」は東京や名古屋にも店舗を持ち、各ファッション誌にも取り上げられている超一流ブランドなのだ。現在ではアメリカや中国などにも進出し、ワールドワイドな展開を見せている。

そんな増永眼鏡のなかでも、ひときわ異彩を放っているのが“MPシリーズ”と呼ばれる眼鏡たち。これは、世界的なインダストリアルデザイナーで大阪大学大学院教授の川崎和男さんとのコラボレーション・シリーズだ。
パウエル前国務長官、ラムズフェルド前国防長官、シュワルツェネッガー・カリフォルニア州知事、共和党初の女性副大統領候補になったペイリン・アラスカ州知事、ヒラリー・クリントン、ペ・ヨンジュンなどなど、世界のトップリーダーたちにも愛用者が多い。

妥協せず、とことん取り組む

川崎和男さんは、1949年福井県生まれ。デザイナーとして順風満帆だった28歳のとき、交通事故にあって車椅子生活になった。その後、福井県に活動拠点を移し、増永眼鏡の社長、増永悟氏と出会う。
「2人で世界一の眼鏡を作ろう」と意気投合し、眼鏡作りをスタート。自身が心臓病になったため47歳で医学博士を取得し、人工心臓のデザイン研究もおこなうという異色のデザイナーである。2000年には、眼鏡業界でもっとも栄えあるフランスのシルモ展サングラス部門で、グランプリを獲得した。
妥協せず、とことん取り組む――そんな姿勢が、さまざまな苦難を乗り越えて、今世界でもっとも注目される眼鏡を生み出す原動力になっているのかもしれない。

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