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古きを訪ねて新しきを造る 「南部酒蔵場」

古きを訪ねて新しきを造る
「南部酒蔵場」

DATA
有限会社 南部酒造場
福井県大野市元町6-10
http://www.hanagaki.co.jp/

酒米を育て「花垣」を造る

「南部酒造場」は、もともと江戸時代に「茶の木屋」という名の金物を扱う店としてスタートした酒造。店のあった「七間通り」は、酒、醤油、味噌といった醸造関係の店で賑わっていた場所だ。

大野藩の御用商人も務めた大店の「茶の木屋」は、明治に入り親戚筋の酒造家の支援により、酒造りを始めた。これが「南部酒造場」の本当の始まりだ。現在でも主力銘柄となっている「花垣」という酒は、その当時に生まれた酒。まろやかで口あたりがよく、のどごしのあとの余韻が印象的。

以来、100年以上変わらぬ味を丁寧に仕込み続けているのだが、同時に新たな試みにも挑戦している。現在、一般的には生産されていない「亀の尾」という品種の米を復活・栽培し、その米で酒造りにチャレンジしているのだ。「亀の尾」とは、マンガ『夏子の酒』で有名になった酒米でもある。田植えや稲刈りの時期には、「花垣 お酒の学校」と銘打って有志と共同で作業を行う。この酒米は熟成に時間がかかるが、のちに深い味になる。

食と健康に責任を持つ

ほかにも、古酒や梅酒、仕込み水のかわりに日本酒を使う貴譲酒の復活にも精力的にチャレンジし、まさに温故知新、伝統を見直して新たな味を作り出している。
また、2003年からは生産者の「食」や「健康」に対する責任を考え、有機農産物加工酒類認証の認定を受けている。オーガニックといえば、素材の味が無骨にも感じられやすいのが難しいところ。
それでも工夫を凝らして美味しいお酒を目指し続ける。その積極的な姿勢が、「花垣」のファンを惹きつけてやまないのではないだろうか。

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