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美しく光る京唐紙を今に伝える「唐長」

美しく光る京唐紙を今に伝える
「唐長」

DATA
唐長 修学院工房
京都市左京区修学院水川原町36-9
http://www.karacho.co.jp/

歴史的建造物を彩る唐紙

唐紙とは読んで字のごとく、中国から伝わった製法で作られた紙のこと。平安時代に唐から伝わったときには、そのすべてを唐紙と呼んでいたが、その後に日本でも作られるようになった紋唐紙のことを唐紙というようになった。
唐紙とは、雲母(キラ)や絵の具を板木にのせて文様をうついsとった美しい紙である。
その美しさから、当初は歌を書き付ける紙として使われていたが、後に室内装飾へと移行し、江戸時代以後は幅広く現在のように襖や壁紙などにも使われ、寺社仏閣や公家や大名屋敷、商家や町家など人々の暮らしを彩るようになった。桂離宮や二条城、養源院など数多くの歴史的建造物に「唐長」の仕事は伝えられ、修復も手掛けている。
江戸時代には十数軒あった唐紙屋も、幕末以後、文明開化や戦争などの変化に伴い全て廃業し、日本に唯一残り続けているのが「唐長」である。

和紙に写し取る美しい文様

唐紙づくりでは、まず、ふるいと呼ばれるうちわのような道具に雲母や顔料を塗りつけ、それをポンポンと叩き、文様を彫った板木に色を落とす。その板木に和紙をのせて、丁寧に写し取る。普通の木版画のようにバレンでゴシゴシと押し付けるのではなく、手でやさしく紙へと文様を写していく。中田もこの作業を体験させてもらったが、とても繊細で集中力のいる作業だ。できあがった唐紙はふんわりとやわらかい、独特の美しさがある。

創業は約400年前という「唐長」には、1791年に製作された最古の板木をはじめ、約650枚もの板木がある。それらの板木はどれも現役で、色の組み合わせにより、時代にあう新たなものを生み出していく。現在は、襖や屏風などこれまでの用途に加え、タペストリーや額、カードやレターセットなど、さまざまな商品を作り、伝統を残す努力を続けている。

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