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日本の美が蘇る 「南禅寺」

日本の美が蘇る
「南禅寺」

DATA
臨済宗大本山 南禅寺
京都市左京区南禅寺福地町
http://nanzen.net/

多くの人々が集まる禅寺

1291年、亀山法皇により開かれた、日本で初めての皇室勅願の禅寺である「南禅寺」。後醍醐天皇は南禅寺を京都五山の第一としたが、室町時代に入ると、足利義満は京都五山、鎌倉五山を定めなおし、その際南禅寺は、第一位のさらに上に位置する「五山の上」と定められた。それは現在でも続き、南禅寺は京都の禅寺において、重要な地位を占めているのだ。
京都を訪れる観光客の多くが足を運ぶ南禅寺だが、その理由のひとつは何といってもその「美しさ」にある。
まずは自然。寺内の廊下から見下ろす山景色は絶景だ。四季折々の東山の姿を眺めることができ、桜や紅葉の季節には多くの人が集まる。それから「虎の子渡しの庭」と呼ばれる方丈庭園。砂と石と松で水を表現した、枯山水を代表する庭園のひとつだ。さらに狩野探幽作と伝えられる「水呑みの虎」という襖絵も目を楽しませてくれるのだ。

歴史と心に残るものを受け継ぐ

また現在は、平成24年に行われる「創建南院国師七百年大遠諱授戒会」に向けて、「三千仏名号書写行」の書が作られている。
「三千仏名号書写行」とは、過去・現在・未来の一千ずつの名号を料紙に書き写していくこと。参詣者がその名号を書き記すことによって、完成するときには三千の仏の名号が連な掛け軸ができあがる。
仏教において「三千」は「無量」を意味し、この世の全てを表現するという。三千の仏に感謝することは、この世の全てに感謝する行いなのだ。この日、まだ未完成であった掛け軸に中田も筆を残すことができた。
約700年以上の歴史を持つ南禅寺。平成24年には完成した「三千仏名号書写行」の書が、法堂の正面に掛けられるのだという。美しい庭園と共に、人々の心をまたひとつ歴史に残していくのだ。
(※本取材は2010年に実施)

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