2009.07.10

宮崎日記

鹿児島から宮崎自動車道を経由して宮崎へ。
高速が空いていて本当に気持ちがいい。まるで貸し切りドライブコースのようだった・・。
宮崎市に到着したのは丁度昼時。早速予定にあった釜あげうどんを食べに行く。 ヒデさんが親しくする、某アーティストさんの同級生が親子で経営なさっているという宮崎市内の有名店、「重乃井」
 
入ってみるとそう混んではいなかったのだけど、正午を過ぎると同時にわんさかわんさかと人が来た。
アッという間に店内満席、お店の外には行列が出来ていた。味は非常にシンプルなのだけど、単純に「ものすごく美味しかった」と思えるからすごいのだろう。
 

 
ここ宮崎では、「神話の里」と呼ばれる高千穂にて夜神楽を見たり、都井岬という場所から漁船で沖に出てのトビウオすくいをやったり、有機農業に町をあげて取り組んでいる綾町を訪問したりした。
 
ふと思ったのだけど、これまで沖縄と鹿児島で出会った農業や伝統工芸をやられている方々には、「共通した何か」がある。何かに真剣に取り組んでいる方はなにもこの旅で出会う人々ばかりでは当然ないのだけど、皆さん、非常に表情が若い。
ただ好きな何かに取り組んでいるという若々しさよりも、人が何か大きなものに挑戦する時に見せる表情と雰囲気を漂わせている方が非常に多いと感じた。
若い中に、厳しさがあると言えばいいのだろうか・・。そしてこういう表情は、意外と、東京など都会では見かけないな、とも感じた。
それは僕自身も・・ん? 最近左のこめかみ辺りに生えた白髪は何を語る・・。
 
前回も述べたのだけど、この旅は移動時間が異常に長い。そこで重要になるのが車中の音楽だ。
iPodを車に接続して聞いたりするのだけど、やはり新しいものが聞きたくなる。そこで途中、CDショップに立ち寄る。ヒデさんは現役時代から洋楽を聞いているイメージしかないのだけど、なんと購入したほとんどは邦楽もの。
 
しかも、結構新しいアーティストのCDばかりだ。 道中、ある映画の主題歌になっていた曲が流れたので、「あ、これ知ってます!誰の歌なんですかね?」と助手席に座る牧ディレクターに聞くと、「いやぁ・・さっぱりわかりませんねぇ・・。女性というのはわかりますがねぇ・・。」と牧さん。
「あぁ・・その若さでさっぱりですか・・。最近はなんか似たような歌手も多いですもんねぇ」などと営業回りのおじさんのような会話をしていると、後部座席からヒデさんがポツリと呟く。
 
「JUJUだよ。」 「じゅ、じゅじゅ?に、日本人じゃないの?」 ポカンとなり、一瞬の間が車中に漂う。牧さんが「知ってます?」という目で僕を見る。
ヒデさんに「知らないの?」と聞かれ、僕と牧さんは声を揃えて「いやぁ・・知りませんねぇ。。」と答えると、またボソッと後ろから呟く。
「マジ?ヤバいよそれ・・」 この旅では、邦楽にも“かなり”精通出来そうである・・。
 

■Staff Profile
日本全国47都道府県の旅で、現場マネージャー兼、カメラマン兼、ドライバーを担当。
10代でサッカーをするために単身ブラジルへ渡った経歴の持ち主で、
ポルトガル語・英語・フランス語を話す。