1998.06.26

第28報「あまり気分のいいものではないよ」

MAILを休むと言っておきながら突然書くことをお許し下さい。

何故突然MAILを書く気になったかというと、僕がこのHPでのMAILをやめた理由を分かって下さらなかった方が多かったので、僕の正直な気持ちを、今だからこそ、ちゃんと伝えておこうと思ってのことです。

 

まず僕がマスコミに話をしない理由から、説明したいと思います。このHPで、僕はいつも言ってきましたが、残念ながら多くのマスコミは、真実を伝えないことが多いのです。

 

僕が一言、言葉を発すれば、それが間違った解釈で報道されたり、僕の発言を全部伝えずに、ごく一部分を都合のいいように、編集して放映されたり……それが多くの方々に誤解を与えたり、多大な影響を及ぼす事が本当に多くあります。だから、簡単には、話が出来ないというのが1番大きな理由です。

 

ここからが重要です。僕が個人的に、マスコミと仲良くやっていくことは、きっとさほど難しいことではないでしょう。MAILをくれる方の中にも、プロなのだからマスコミに色々言われるのは当たり前、うまくつき合わないこと自体がおかしい、もっとマスコミを利用しろ、と考える方が結構います。でも、僕から言わせてもらうと、真実で無いことが報道されたり、意味のない誹謗、中傷を、プロだから仕方ないという理由だけで、うやむやにするということは、どうしても納得がいかないのです。

 

僕のこんな抵抗や、それが及ぼす影響なんて、この社会の中ではほんの些細な事かも知れません。しかし、この事実をうやむやにしている限り、真のプロのジャーナリストや、真実をしっかりと伝えるマスコミは生まれないでしょうし、嘘に傷つく人や、それに躍らされる方も後を絶たないのではないかと思います。誰かが変えていかなければならないと思うし、変わらなければならないと思うのです。だからこそ、何を言われようとも、僕は自分の主張を変えたくないのです。

 

この事は、いくらマスコミに訴えても変わりません。それを受け取る側、つまり私たちみんなが、真のジャーナリズムを追求し、真実だけをマスコミに求めるようになれば、きっとマスコミも、いつか変わらざるを得ない時を迎えるのではないかと思います。

 

この事をふまえたうえで、僕のHPのMAILについて話しましょう。

 

まず、僕がMAILをやめた理由ですが、僕の元には試合の後などには、1日に約1万通のMAILが届きます。僕はそれらすべてに目を通していました。たいてい、全部を読み終える頃には、朝の3時、4時になってしまうことが多いのですが、みなさんの考えを知るという事は、僕にとっては非常に大事な事でした。しかし、あまりにもマスコミの意見を鵜呑みにしたかのようなMAILが多かった事が非常に残念でした。決して僕が僕自身への中傷に怒ったとか、そういう事だけでは、ありません。このWCをめぐって僕らに起こった、様々な事柄に関しても、あまりにも、マスコミの報道に感化されている方が多い事に、戸惑いを感じたのです。

 

みなさんからのMAILの中でも、ちゃんと応援している人がたくさんいるのだから、そんなMAILは無視をして早く再開して下さいというようなものが非常に多かったのですが、僕は無視は出来ません。

 

もうひとつ。このHPを作る上で、インターネットが持つ無限の可能性と危険性を、僕自身理解していたつもりです。ですから、気分悪くなるようなMAILが来ることも、最初からわかっていました。でもそれから逃げて、僕の元に僕の気分が良くなるMAILばかり集めていたら、僕自身、真実を学ぶ事が出来なかったでしょう。僕はそれも重々承知の上で、みなさんからの全てのMAILが、僕の手元に届くような方法をとったのです。

 

まあいろいろと書きましたが、僕はマスコミが嘘を当然のごとく報道する事だけは許せないのです。そして、無責任に持ち上げては叩き落とすという、日本のマスコミの性質、そしてそれを何故か楽しんでいる人たちも許せないのです。

 

1人の力はちっぽけです。だからもし、僕に賛同してくれる人がいるのなら、協力をしていただきたい。僕達1人1人が協力しあって、真実を見極める力を持ち、マスコミは真実でなければ報道出来ないようにしていかなければならないと思います。僕はそのためだったら嫌われ者にもなりましょう。

 

でも近いうちに、みなさんとマスコミを通じて何でも話せる時が来ると信じてます。それまでは茨の道だろうが、頑張って通りたいと思います。

 

 

またみなさんと近いうちに分かり合えることを信じて……