1998.08.24

全然……

とりあえず、明日の試合には出ないことになりました。

僕自身はよく理由は知らないのですが……。

これは、チーム間の問題ですし、はっきり言って僕自身にはどうにもできないところです。別にどうこうしようとも思いません。

何故突然こんなことを書いたかと申しますと、みなさんからのMailのほとんどにこのことが書かれていたからです。

僕は全然落ち込んでもいないし、全く気にもしていません。まあ、明日の試合に出られないことは多少は残念ですが、ずっと試合ができないわけでないので、気にしてもしょうがないと思っています。

ということなので、心配しないように!!

 

はっきり言って、新聞等はかなり大げさに書くものだし、僕が知っている限り、すべてが本当のことでもありません。だからみなさんもこのことは時間が解決してくれると思って気長に待ちましょう。なんせ、ここはイタリアですから日本と同じ感覚ではどうしようもないこともあるものです。

 

ここ最近、僕はこちらに来ている、日本のマスコミの記者たちとの関係が、残念ながら良くありません。

もちろん僕も、各新聞社が経費をかけてイタリアに記者を派遣しているのですから、連日僕の取材をしなくてはならないことも分かりますし、それを通してしか日本のみなさんにこちらの情報が伝わらないことも分かっているのですけれど、どうしても我慢できないことがあります。

 

実は、この日本のマスコミの取材体制が、僕にとっては何よりも、大きな問題なのです。

僕からのお願いとして、こちらに来ている日本のマスコミに、せめて写真撮影に関しては、練習全てを絶えずカメラマンが撮っているのではなくて、せめて時間を規制して撮影をして欲しいと、ノルチャの合宿の時から再三言ってきました。

それにも拘わらず、その取材方法の改善がいっこうに見られず、最近遂に選手の間から苦情が出始めました。

 

その苦情の矛先がどこに行くかというと、残念ながら、やっぱり僕の所に来るわけなのです。

 

僕の方から、幾度となくカメラマンや記者にお願いをしているのですが、なかなか日本のマスコミに分かってもらえません。

で結局、僕としては仕方なく、取材を拒否せざるを得ない状態になっているのです。

 

みなさんは、僕のお願いというのは、おかしなことだとお思いでしょうか?

僕としては、本当は他の選手の邪魔になるような、練習中の写真撮影は一切禁止したいところなのです。でも、それではマスコミの方々も仕事にならないのでしょうから、せめて時間規制をお願いしたいのです。でも彼らに言わせると、それはできないということなのです。(何かあったときの瞬間をのがしたくないとかなんとか……。他誌が撮影しているのだからうちだけ辞めるわけにいかないとかなんとか……。まったく勝手な言い分です。)

 

彼らもルールを守ってくれていて、だからこちらもきちんと取材を受けている間は、彼らもきちんとした真実の記事を書いてくれていたのですが、マスコミとの関係が悪くなるに伴い、僕に関しての記事もいい加減なものが増えてきました。

ということは、マスコミも感情で物事を書いているとしか思えないのです。それって本当に真のプロの記者なのか、ジャーナリズムって一体何なのか、疑問を感じずにはいられません。

 

まあ、こちらではこういう状況ですので、スポーツ新聞を通じてだと、みなさんにはなかなか正確な情報が伝わりませんが、お許し下さい。

はやくマスコミと僕の関係が良くなることを祈って、待っていて下さいね。

 

それまでの間は、できる限り、今まで以上にMailを書くようにしたいと思っています。

 

ここに挙げたこと以外は、こちらの生活は順調に進んでいるので、みなさん試合を楽しみにしていて下さい。

 

 

じゃ、またみなさんからのMailを待っています。