2000.11.07
対 BRESCIA、そして…ハリー・ポッター!!
「ハリー・ポッターと賢者の石」を読み終えた。ちょうど、今回のBRESCIA遠征に持っていってすべて読み終えたんだ。
噂でそのおもしろさは聞いていたけど、本当に面白かったよ。話がシンプルだから、最初から話にのめり込みやすかった。まあ多少、登場人物の名前が覚えにくかったり、次から次に出てくるから、誰だったのか覚えていられなかったりすることもあったけどね…。
内容も、昔どこかで聞いたことあるような話が入っていたと思わない?
ケンタウロスの話とか、ユニコーンの血のこととか、あとは番犬をしていた…
なんだったかな、3つ頭があって歌を聴くと眠ってしまうってヤツ(今、本を人に貸していて、手元にないんだ)。
絶対にどこかで聞いたことがあるよ。漫画だったか、昔話だったか、ファミコンだったか…。
さてと、こんどは「ハリー・ポッターと秘密の部屋」を読んでみないと…。
でも、日本ではここまでしか出版されていないのかな?
さあ第5節、対BRESCIA。ここには去年までPERUGIAで監督をしていたMAZZONEとコーチ、そして選手もCALORI、BISOLI、 ESPOSITOの3人がいた。そして、ROMAからもPETRUZZIという選手が今年からBRESCIAに移っていたのだ。試合会場に着くなりグラウンドの状態を見に行った。ここ数日の雨のためにグラウンドは非常にぬかるんだ状態。滑りやすく非常に重い。なんかPERUGIAを思い出してしまった。あそこも一見グラウンド状態は最高に見えても、いつもグラウンドは滑りやすく非常にプレーしにくかった。相手チームの選手も何人かベンチに座って談笑をしていた。そのうち2人が俺に近づいてくる…。
BISOLIとESPOSITOだった。久しぶりの再会と、特にBISOLIとは今日の試合でちょうどぶつかるポジションだったために、いろんな冗談を言いながら話が盛り上がった。そして、お互い試合の用意へと別れた。
試合開始。今日のポジションはやり慣れたFW下。この間UEFAカップの試合に後半から出たとはいえ、きちんと最初から出るのは約1ヶ月ぶりだった。でも、不思議と不安はなかった。ここ最近の体調の良さからか、結構自信があったんだと思う。
相手チームは、完全に守ってからのカウンターを主体としたチーム。ROMAは、いつもの悪い癖でDFラインとFWラインが開いてしまって、中盤に大きなスペースが出来てしまった。
そこを相手のカウンターに突かれ幾度かの速攻を喰らった。そんな嫌な雰囲気を破ったのがカンデラがとった1点目。カフーからのクロスを俺がヘディング、が相手に当たってこぼれたのを上手くインサイドでフォアーポストギリギリに流し込んだ(本当にこの表現が正しいと思う。シュートを打ったという感じがまったくしない)。しかし、喜んだのもつかの間、相手のコーナーキック(フリーキックかも)からこぼれ球をBISOLIに綺麗なロングシュートを決められた。 ANTONIOLIも密集地帯でよく見えなかったのか、それほど威力があるようなシュートには感じられなかったが、誰にも当たらず綺麗に入った。
これで1-1。そして、SAMUELから俺へのロングパスをCALORIにカットされそれをそのままスルーパス。相手のFWがペナルティーエリアで倒れて PK(このPKにどうこうというわけでなくて、試合全般を通じて相手の選手は良く倒れたな~。それに主審も良く吹いたし)。これをきっちりと決められ 1-2。これで前半終了!!
ハーフタイム、監督の雷がみんなに落ちた。
怒っているのはいつものことだが(笑)、今回はいつもの倍は怒っていたな~。
まあ、俺はいつも通り、自分の用意をマイペースでやっていたけどね…(笑)。
後半、相手は勝っている事もあってか、前半の様な、鋭さはなくなってきた。相手が1人少ないのではないかと錯覚させるくらい、ほぼ相手コートだけで試合が運ばれる。幾度かの決定的チャンスがあり、それをバティがものの見事にゲット。最終的にはこの試合、彼はハットトリックまでしてしまった!
確かに、誰かがシュートを打ったその跳ね返りなどが多かったけれども、それはそのシュートに対して、彼がきちんと詰めていたという証。簡単なシュートを、簡単に入れるというのは、実は結構難しいのだ。でも、彼が素晴らしいといわれるのは、その基本をきちんとやってのけるからだと思う。
結果4-2で圧勝。
この試合、俺個人としては、非常に体も動いて、まずまずの出来だったと思う。
ただ、得点が取れなかったのが残念だな…。
特に前半のちょっと右に外れたヤツはきちんと入れておかなければならなかったよね。
みんなからのMAILで、PERUGIAの頃のようなドリブルをもっとしろ、とかもっと前でプレーしろ、とかいうのがいくつもあった。
PERUGIAの頃なぜあれほどドリブルを多用できたかというと、他の選手が簡単にパスをつないでいたので俺のドリブルがアクセントになったから(ラパイッチは除いてね・笑)。
しかし、このROMAで俺がドリブルを多用したらそれこそサッカーにならない。
ROMAは、確かに今リーグで2位にいる。そして確かに“強い”かもしれない。
でも、良いサッカーをやっているかと聞かれたら、俺は“やっていない”と即答するだろう。
何故かというと、みんながみんなドリブルが多い。これによって、攻撃のテンポが遅くなる。相手が自陣に戻る。スペースがなくなる。跳ね返される。速攻を喰らう。
と悪循環になっている。俺は昨日の試合では、出来るだけチーム全体が動くようにパスを簡単に回し、みんなが連動して動くことを考えた。もちろん、俺のところでドリブルが出来たかもしれない。
抜けたかもしれない。得点が入ったかもしれない。でも、それだけ。
次につながってはいかない。パスを簡単に回すことに慣れていないからか、相手のプレッシャーが厳しくなるとロングボールがDFからFWに入る、中盤はもちろん飛ばされる。
これが始まるとDFとFWの間が開いて相手にプレッシャーを掛けにくくなる。
もちろん、攻撃の時もFWへのサポートが遅くなる。昨日も中盤でフリーの選手がいても、それを飛び越えて前線へ、というパターンが何度も見られた。
今ROMAが勝っているのは、選手個人個人の能力が高く、1対1で抜けるからだと思う。それが相手が強いチームになったときや、自分たちの体力がなくなった(1対1で抜けない)ときが問題になってくるだろう。これをどう変えていくか、がこれからの課題だと俺は思う…。
あっ、そうそうみんなからのMAILで、監督が俺に不満を持って何か言っていた、かとかいうのがあったけど、何、それ?
もちろん、監督からいろいろと言われるよ。これは、戦術上の問題だし、監督はどの選手にも言っていること。試合が終わったら、俺にも、非常に良い試合をやったって言われたのに、何でそういう報道になるんだろう?(中継のアナウンスに問題あるんじゃない?)
試合の真っ只中に、監督個人が、選手個人へのコメントなんて出すわけないじゃない!
そんな暇がどこにあるの? どういう情報源なのか理解出来ないよ。
日本とイタリアの時差かな(笑)? それともベンチと放送席の時差かな(笑)?
まあ、そんなわけでまったく問題ないからご心配なく(心配していないって?)!!
みんな中継だって、報道だって、鵜呑みにしないで下さいね。
ふ~っ!! 今日は、サッカーについていっぱい語っちゃった。まあ、久しぶりの試合だったっていうのもあったしね。ちょっと熱くなってしまった。
サッカーをあまり知らない人には退屈だったかな? ごめんね~。
じゃあ、最後にお気に入りCDを1枚。“CRAIG DAVID”の“BORN TO DO IT”。これはいいよ~。マジで!! 聞いてみて!!
さて、今週は木曜日にまたUEFAカップのBOAVISTA戦がROMAである。それには出られるかな~。
じゃあ、またね!!