1999.10.01

Petrachiの結婚式!!

楽しかったな~、Petrachiの結婚式。

初めて、教会での結婚式を見たし、小さなお城のようなところでの披露宴もすごく良かった……。

まあ、その話はひとまずおいといて、ここ2試合の感想を……。

 

9月18日 第3節 カリアリ戦。

この試合では、前節のミラン戦をアウェーとはいえ、引きすぎの戦い方だと怒ったMAZZONE監督が、「攻撃的に行け!!」との指示を出した。よって、必然的に俺のポジションも、よりFWに近い位置になった。というよりも、ディフェンスの時に戻る距離が短くなったという方があっているかな?

ともかく、ディフェンスよりも攻撃に力を入れて試合をした(ディフェンスは英語で、攻撃は日本語とか言わないでね!!)。

その甲斐あってか、前半で3点を入れるという結果になったが、後半はいつもの“リードをするとすぐに守りに入ってしまう”という悪い癖が出てしまった。

マッザァンティーニのスーパーセーブもあって0点に抑えられたモノの、後味の悪い試合になってしまった。

俺個人は、ディフェンスに戻る距離も少なかったために、前線での動きがよりスムースになって、結構調子は良かった。

最初の山場は、やっぱり今期初ゴールとなった、フリーキックからのゴール。

狙ってはいたモノの、あんなに綺麗に入るなんて、多分本人が一番ビックリした!!(笑)

その後も、ヘディングシュートやドリブルシュートがあったが、ヘディングシュートはまだ1回も決めていないので、本当は是非決めたかった!!

まあ、あの距離で後ろ向きで、入って下さいって言うのは都合が良すぎるかな?

そして、3点目となったアシスト。

俺がよく首を振っていたのが分かったと思うが、あれはもちろんまわりを見る、という動作でもあるが、同時にメッリに付いていたディフェンスの目をメッリから離す、ということも考えていたのである。

やっぱり人間、離れた場所のモノを同時に見られるわけがないので、俺が逆サイドを見ると必然的に、メッリをマークしていた選手は、メッリから目が離れる。そこに隙が生まれるわけ。偉そうに解説したけど、要は点が入って良かったなと……。

あと、何よりも悔しかったのが、後半にあったラパイッチからクロスをボレーシュートしたシーン。

あれをしっかりと決めてこそ、一人前って感じだね!!

きちんとミートすることに気を使ったモノの、それでもきちんと当たりきらなかった。また、練習を繰り返さねば……。

それにしても、後半ももっと点が取れたし、もっと楽に試合が出来たはず!!

しかし、あんなに苦しくなったのは、やはりディフェンスラインが下がりすぎたため。これは、もう何度と繰り返されている失敗である。何度も言っているんだけど、直らないんだよな……。アウェーの心理と同じで、俺には理解が出来ない!!

今度の日曜日の、レジーナ戦ではそんなことがないと良いんだけれども……。

 

(今日のおまけ)

 

試合後に、MBOMA(元ガンバ大阪)とTELナンバーを交換した。

その後、ローマ戦の当日、誰からか分からないTEL。

 

俺プルルル、プルルル、ガチャッ、「プロント」(イタリア語で、もしもし)

?「もしもし、おれ」(もちろん、日本語)

俺「はっ? 誰?」

?「もしもし、俺、MBOMA」

俺「??????????、……………………………………MBOMA?」

(声のトーンをあげて読んでね)?

 

その後は、ただの世間話をしたんだけど、彼曰く、電話に出るときにはいつも「もしもし」というらしい。聞き慣れない声の妙な日本人からのTELだと思った俺は、一瞬本当に錯乱したんだよ!!

 

(今日のおまけ 2)

 

マスコミネタなんだけど、カリアリ戦後、ドーピング検査があった俺は、尿が出るまで1時間ちょっと掛かってしまった(大量に汗をかいた試合後は、トイレにいくのも一苦労)。

だから記者会見にも行けず、必然的に試合後は、一言もコメントは出していない。なのに、次の日の某報○新聞にはきちんとコメントが出ていた。相変わらずの創作力には、参ったよ!! みなさんもお気をつけて……。

 

9月26日 第4節 ローマ戦。

この日の試合には、みんな力が入っていた。

何故かというと、会長はローマで昔、副会長をやっていた経験もあり、また監督は数年前にローマを率いて戦っていた。そんな経緯もあり、ローマ戦は特に力が入るらしい。

それが伝わってか選手ももちろん、普段よりもかなりのプレッシャーが掛かるようだ。

ローマは、とても攻撃的なチームで、ディフェンスも攻撃時にはかなり高い位置まで上がる。よって、そこに隙が出来るわけだが、そこを突くためにペルージャの布陣も 2 TOPという形になった。

前半が始まってちょっとしたら、やっぱり……という思いが出てきた。その思いとは、ペルージャの選手達は大きなチーム(有名)と対戦すると、必ず普段よりもまわりが見られなくなる。それは、相手が強いからとか、プレッシャーが早い、とか言う問題ではなくて、単純に心理的なモノだと思う。

だから、普段だったらきちんとパスが繋がるところを、大きくクリアーしてしまうことが本当に多くなる。

やっぱりこの日もそれが出た、と言うこと。

ペルージャには特に大きなFW(フォワード)がいるわけではないので、やっぱり空中戦の競り合いは不利なのだが、その上にこのように大きくクリアーをしてしまうと、相手に攻められる回数は圧倒的に多くなるし、俺のプレー機会も極端に減る。

それは、いくら言っても直らないのか、出来ないのか分からないけど、アウェー心理と同じくらいの7不思議の1つ!!(7不思議を全部言え!!とか言わないでね)

そんなこんなで、こちらが防戦一方になっているところ前半終了間際に、RIPAの退場!! でもね、あれは、たとえファールになってもイエローカードが出るほどのプレーではない!!

結局、前半を1点で抑えたモノの、後半に不安材料を作ってしまった。

後半、やはり1人足りない不利もあって、攻め込まれる。そこで、また2枚目のイエローでカローリが退場!! ここまで来ると何も言いたくはないけど、でもあえて、言う!!

審判というモノは、試合をコントロールする役割がある。

要は、審判によって試合は良くも悪くもなるのである。それだけに重要な役割である。

この日の審判は、ハッキリ言って最悪。確かにカローリのあの場面でのプレーはイエローを出してもおかしくないファールである。

しかし、それは一般的な見解であって、俺の意見としてはこの場面にはイエローを出すのはふさわしくない。あれを見て、見ている方も一気に気が抜けたと思う。

もちろん、それは選手にしても同じ。それでも審判は審判、気持ちを入れ直してやらなければならないのだが……。

9人対11人になった上に、スタジアム内の蒸すような暑さ。

ゲームの盛り上がりが無くなったことは言うまでもない(もちろん、ローマファンにとっては嬉しいのかもしれないけど……)。

俺のポジションも、1 TOPという形で、たとえボールを持ってもまわりが上がりきれないために、1対4、5人というケースもあった。

ある意味、自分がどこまでやれるか興味はあったけど、それを実行するだけの体力が……(歳かな……トホホ……)。

最後の力を振り絞って、ドリブルからシュートを打ったけども、ミートするだけの力も残ってなかった。

結果、1-3の負け。

昨年の試合(1-5)に続き、完敗をしてしまった。

その上2人の退場者を出したので、彼らはもちろん次の試合には出られない。

まあ今は、審判の事やこの試合のことを考えるよりも、次に向けてしっかりと準備をしなければならないのだろう!!

 

(この日のおまけ)

 

俺は、この日の試合終了後、とても疲れたし、とにかく蒸し暑かったので、ロッカールームに入らずに廊下に寝そべっていた。

それは、気分が悪いとかじゃなくて、ただ単に、ロッカールームは風が入らなくてとにかく蒸し暑いので、風が通る廊下にいただけのこと。

にも拘わらず、新聞には「倒れた」だの「日射病」だのと書かれていた。

相変わらず、本当にいい加減なモンだと思った!!

 

(サッカーのおまけ)

 

今シーズンに入ってよく言われる言葉がある。

「体が一回り大きくなった」「筋肉が付いた」

と言うような肉体的に強くなったと言う言葉。

しかも、「それはシーズンオフに行ったGUAM合宿の成果だ」という。その一つの要因に、「HIDE新世紀」という本が光文社からでたからだと思うのだが、ちょっと考えて欲しい。

GUAM合宿を行った日数は、正味1週間。人間の体がそれだけの時間で劇的に変わるのだろうか? もちろんGUAMでのトレーニング自体には効果はあったと思うが、それほど肉体が急に変わるとは思えない。

別に毎日やっているわけではないが、昨シーズン中も筋肉トレーニングはやっていた(その辺のことはもちろん知る由もないと思うけれど)。

すべてを表面的なモノだけでとらえて、答えを出すのはどうか、と思う。何が言いたいかというと、見える部分だけがすべてではなく、その影の部分に何かがある、ということも頭の隅に入れておいて欲しいということだ。それはすべての事について言えると思う。

 

さて、それではメインコースに入りましょう!!

ペトラッキ(Petrachi)の結婚式についてです。

僕は、18日のカリアリ戦の次の日の19日に、ROMAから飛行機で移動してチームメイトと一緒にLECCEに入りました。

20日が結婚式だったんだけど、イタリアでは、結婚式の前夜は男は男同士、女は女同士で過ごす習慣があるらしい。

その19日の夜に行われる、男だけのPartyに参加すべく1日早い19日にLECCEに入ったのです。

そのPartyの仕切はPetrachiの兄貴。彼がすべてをやっていました。

Partyが始まったのは、夜の10時くらい。

何故そんなに遅かったかというと、予約をしたレストランの場所が分からずに、みんな迷子になっていたから……(予約した本人も迷っていたんだよ。本当に頼むよってね!!)。

そこに来たのは、Petrachi、Petrachi兄、結婚相手の兄、僕を含むチームメイト3人、通訳のNOBU、叔父2人、あとは友達3人の計12人。

みんなお腹が空いていたから、レストランに着いたらすぐに食事を始めました。この食事の時は、特に結婚前夜だからとか言う特別な感じはありませんでした。みんなで仲良く普段のお食事って感じで……。

食事が終わり、お店の他のお客さんもみんな帰ってしまって、これからどうするのかな?と思っていると、突然女性が1人登場!

……ここまで書いて申し訳ないのですが、このあとに起こった事については、みんなのご想像にお任せします。何せこのHPは小さいお子様からお年寄りまで、男性も女性も読んでいるモノですから……(笑)。

一つ言っておくと、このPartyはPetrachiのためであるということと、法律に触れるようなことはない!! ということです(ますます困惑??)。

 

次の日、式が始まるのは夕方の6時からだったので、僕は試合の疲れがあったのと、前日遅かったのでお昼過ぎまでぐっすりと寝ていました。

他の選手はそれぞれ彼女や家族と、天気が良かったので、海に行っていたようでした。そして、夕方5時過ぎくらいにみんなそれぞれ着替えて、結婚式に向けてホテルを出発。

ここで、今回写真を撮ってHPに載せよう。カメラを持ってこよう!!と思ったのにもかかわらず、カメラを忘れた事を思い出しました。

みなさん、本当にごめんなさい。もしかしたら、誰かが撮った写真をくれるかもしれないけど、それも未定。

でも、写真をもらったら、その時には、スキャンして載せたいと思うので、我慢してください!!

6時ちょっと前に教会に到着。その時すでにPetrachiは準備万端で、花嫁を待っていました。彼の格好は、特にタキシードを着るわけでもなくて、ダーク系のスーツでシャツ、ネクタイもダークなモノで揃えているだけのものでした(結構格好良かったけど)。そして到着してやってきた花嫁はもちろん、 WEDDING DRESS!! ん~~~GOOD!!

そしていよいよ結婚式。親族優先なので、僕は座る席が足りなくて立って見ていました。神父さんがなれた感じで冗談を言ったりしながら進行役を務めて、途中友達代表の挨拶みたいなモノもあったりして……もっと厳粛に行われるかと思ったけど、結構ラフな感じがしました。しかも、教会の外では、この式に来ている人達の子供達が騒いでいるし……。

まあ、この式自体には、そんな大きな意味はないのかな、と思いました。ともかく、式は無事終了。Petrachiもお嫁さんも、本当に幸せそうでした。

 

その後、みんな近くの披露宴会場へ移動。場所は、ちょっとお城のような感じのところで、こういったときによく使われる場所らしい。

もちろん建物自体も綺麗だったけど、庭には数多くのキャンドルに火が付けられていて、本当に綺麗だった。

もうここからはイタリア人の本領発揮!! 飲めや歌えの大宴会!!

最初はみんな席について食事を食べていたんだけど、途中から庭に出てきて踊り出してしまった。

そして、いきなりお嫁さんの仲の良い友達数人が、Petrachiの仲の良い友達の上半身を脱がし始めた。もちろん、僕も餌食に……。

その後は、その服を脱がされた10数人が円になってお嫁さんを囲い、踊り歌う!! あとは、そんなことの繰り返しで、食べては歌って、飲んでは踊って……。

そして、キャンドルの火が弱り始めた頃、時間は夜の12時を過ぎ、Petrachi&お嫁さんを中心とした大宴会は終了した。

僕も本当にとっても楽しい1日が送れたし、Petrachiも本当に楽しそうだった。

 

Petrachiはイギリスに移籍して、いきなり生活環境が変わって言葉も違うところでやっていくため、やはりストレスがあるようだった。

そのためか、体重は2、3キロ増えた、と言っていた。

昨年イギリスでプレーしていたマテラッツィも言っていたが、イタリア人にはイギリスは厳しいらしい。

まあ、でも俺に出来ることは、今後の成功と、幸せを祈るくらい。あとは、時間があったら遊びに行くことかな……。

そんなわけで、Petrachiはペルージャからは移籍したけども、今後も応援してあげてください!!

 

 

じゃあ、今回のMailはお終い、お終い!!

日曜日のレジーナ戦をしっかりと勝って、オリンピックのカザフ戦に集中するぞ!!