2008.07.14

「TAKE ACTION! 2008 !!」パート1

6月7日の試合からちょうど1ヶ月が経った。4月と5月の約2ヶ月間は、世界中を止まることなく飛び回っていた“旅”を一旦中断し、試合の準備に終始した。そしてその試合も無事に終わった今、また旅の続きに出た。

 

それにしても、この“TAKE ACTION! 2008”は、本当に長い長い道のりだった。長い道のりの始まりは、旅の途中で、俺がふっと思いついた事からだった。どこを旅しているときだったかは正確には覚えていないけれど、それまで訪れた各地で起こったサッカーを通じたいろんなハプニングや、参加した Charity Match などを通して、世界中のあらゆるところでプレーされているサッカーそのものの大きさ、国境も言葉の壁もなく、誰もがボールさえあれば通じ合うことが出来るその可能性を感じ、自分も何か“意味・意義”のある“楽しい試合”をやりたい、と思ったからだった。

 

サッカーの最大の祭典であるワールドカップ。その視聴者数はオリンピックの視聴者数をはるかに凌ぐとも言われている(実際のところはわからないけど)。それくらい多くの人が“参加する(観る)”サッカーというスポーツ。その凄さは、試合を直接会場に観に来る人の数だけではなく、TVや新聞、雑誌など様々なメディアを通して“参加する(観る)”人の数だと思う。その総数たるや……。これこそが俺が今回“目”を付けた点だった。“サッカーの試合をやる”というだけで、どれだけ多くの人にメッセージが行き渡るのか。通常の試合であれば、試合に出る選手やコーチ、監督の情報。しいては、そのチームの街や国の情報などは試合を語る人たちの話題に上る。でも、そこにそういった情報だけではなく、“伝えたい何か(情報・言葉・考え方)”をプラスした時、どれだけの効果があるのか。俺はその可能性は、世界的にも計り知れないものがあると思った。是非ともやってみたいなと思った。それが今回の“TAKE ACTION! 2008”の始まりだった。

 

が、しかし、試合をやる?! ましてや国際試合だ。さて、どこから手を付けたらいいものだろうか。これまで自分は選手としていくつもの試合に出ることはあっても、自分が試合自体をオーガナイズしたことは1度もない。まあ、運営の基礎的なことや、必要なことのある程度の予想はつくが、実際の細かい準備などは何ひとつ知らなかった。ともかく、まずは自分のビジネスパートナーの Sunny Side Up の社長、次原に話をする。彼女もこの話自体は面白いし是非やりたいということに。しかし、これをやっていく上には、かなりの費用がかかりそうだし、リスクもある。これが会社の仕事として、きちんと成り立つかどうか。つまり、どんないい企画であっても、企業として借金してまでやることは出来ない。実施に向けて進むことはできるけど、その状況を判断した上で、最終的に実行するかを決めよう、ということになった。

 

最初から一度きりで終わらせるのではなく、この先も続けていきたいと思っていた俺も、これには賛同した。というのも、やはり長く続けていくためには、この試合をやること自体が、きちっとした収支が合うような“仕事”にならなければ一回で終わってしまうものだと思っていたから……。

 

つづく(パート2はこちら)

※今回の Hide’s Mail は3回に分けてお届けします。