2005.10.26
初ごーーーーーーーーる!!
10月9日にLatviaの首都Rigaであった日本代表の試合以来、ほぼ3日に1度の割合で試合が続いている。Ukraine戦(日本代表)、 Chelsea戦(リーグ)、Besiktas戦(UEFA CUP)、WBA戦(リーグ)と…。そして今後も今日のWestHam戦(Carling Cup)に続いて、今週末土曜日にあるCharlton戦(リーグ)、次週木曜日にはZenit戦(UEFA CUP)、その次の月曜日にTottenham戦(リーグ)がある。とまあ、ざっとあげただけでも確実に週に2試合はあるね。っていうか、自分で言っていてビックリするくらい(笑)!!
プレミアリーグの試合の多さは有名だけれども、さすがにここまでとは予想していなかった…。
でもコレは、昨年のことを考えたらサッカー選手としては本当に贅沢な悩みだよね。
昨年は怪我の影響もあって、1年を通してコンスタントに試合に出ることが出来なかったから…。ただ、シーズン終盤は怪我も完治して調子も良かっただけに、試合に出られないのが非常につらかった。
確かに試合が続くと良い体調・パフォーマンスをキープするのは安易じゃないけど、今はそれも含めて楽しんでいるって感じかな。やっぱり、選手にとって試合に出られない事ほどつらい事はないからね(たとえどんな状態でも)。
チームはさすがに、この多くの試合をこなす為の対策経験は豊富で、選手の体調管理には非常に気を使ってくれている。如何に出来るだけ早く体力回復をするか、という工夫を沢山してくれている。ともかく、体調管理もそうだけど、何よりもこういう時には怪我には気をつけるようにしないと…。
さてさて、上記のようにここ最近は沢山の試合があったので話すことは沢山あるけども、でもやっぱりこの間あったWBA戦でしょう!!
この日は、嬉しいことと残念なことが1つずつあった。嬉しいことは、やっぱりPremier League初得点!!
正直、前半の決定的チャンスが味方に当たって入らなかったときは泣きそうになった(笑)けど、試合後半で0-0、残り時間も少ないあのときにFKを入れられたって言うのは前半のシュートが入るよりも嬉しかったかな(もちろん両方入れるほうがいいけど)。
そして、さらに重要なのは試合にも勝ったと言うこと。やっぱり、いくら得点を入れようが試合に負けてしまうとその嬉しさも消し飛んじゃうからね。
あの試合の後、みんなからのmailの中での質問で多かったのは、FKを蹴る前にDioufと話していたことについて…。
Dioufは技術も高くキックの精度も良いから、FKにも自信があったらしく、“自分が蹴りたい”と言ってきたんだ。
だけれども俺も、まずは自分が得たFKだったと言うことと、Premier Leagueで使っているあのNikeのボールは非常に変化しやすくて、俺のキックのスタイルにとっても合っているから、俺も自信があった。だから“俺が行く”と言ったんだ。普段はああいうシーンでは結構譲ってしまうことが多いけれど、やはりああいうものは蹴った者勝ちだろう!!笑。
FK に関しては、最初はゴールまでの距離があまりなかったけども壁の上を越えて打とう、と思っていたんだよね。というのも、このNikeのボールは俺の蹴り方だと本当によく落ちるから。ただ、壁のセットとキーパーの位置を見ると、かなり俺から見て右側に片寄っていた。これは“罠か?”なんて思ってしまうほどに…。最終的には、その“罠(?)”に乗る形で左サイドへ!!それが見事に決まったってところだね。
とまあ、そんな感じで試合にも勝ち得点も決めて気持ちよく帰ろうと思ったところで、残念なことが…。Boltonでは、ホームでの試合の時には選手は試合の1時間15分前までにスタジアムに集合。イタリアでは考えられないことだけど、試合当日にまるで会社出勤のように普通に自分の家からスタジアムまで車で行くんだ。しかも、試合を見に来る一般の人と同じ駐車場に車を止めて、スタジアムの入り口まで歩いていく。帰りも同様に普通に出て普通に帰っていく。というのも、選手とファンがお互いを尊重しあっているから、まったく問題が起こらない。もちろん、ファンの中には写真やサインをお願いする人もいるけども、選手を非常にリスペクトしているし人が集まって危ないなんてことはまずありえない。
がしかし、その日はそれが起こった。試合が終わって帰ろうと正面玄関を出た。
通常ならば多少のイギリス人とほんのちょっと日本人がいたりする程度。だけれども、この日はWBAに稲(稲本)がいることもあってか通常よりもはるかに多い日本人がいた。俺はいつものようにサインをし始めたのだが、突如周りからのすごい人に押されてサインなど出来るような状態でなくなった。
出入口にはちょっとした小さな柵があるのだけども、それを無視して多くの日本人が我先にと思ってなのか押し合っていたんだよね。そこにはイギリス人の小さい子供もいて、人ごみに潰されそうになっていたりして本当に危ない状態になってた。結局、俺は半ば逃げるようにして車に乗ってしまったけども、後になって何でちゃんとその人達に注意が出来なかったか、自分が恥ずかしかった。そしてその夜、このHPに届いたファンmailの中に、その場にいた人からのmailが届いていた。やはり、俺と同じことを見て思ったらしい。そしてその人のmailには、その人ごみの中には車椅子の子供もいたらしいようなことも書かれていた。もし、それが本当だったら…と考えたらゾッとした。
この最後の残念な出来事によって、この試合での爽快感も消し飛んでしまった。ともかく、せめてこのHPを読んでいる人たちにはそういう行為は絶対にしてもらいたくないと思うし、今後こういうマナーの悪い“人たち”がスタジアムに現れないことを願う。
それにしても、この試合後に稲とあってちょっと話をしたんだけど、なんで稲が試合に出られないのか不思議。もちろん、今回対戦できなかったから、稲がチームで一体どういうプレーをしているのかはわからないけども(それぞれのチームで求められることが違うからプレースタイルもちょっとは変わることがある)、少なからずとも俺が稲の日本代表でのパフォーマンスを見ている限りではこのチームで出られないような状態(実力)じゃないと思う。監督との関係なんだろうか…。俺もイタリアではいろいろとあったからな~(遠い目)。
ともかく、このWBA戦での勝利によってWigan、Chelseaと連敗が続いたLeagueでの悪い流れを断ち切った。そして、順位は現在7位とはいえポイント数は2位から2ポイントしか離れていない(1位のChelseはずーっと先だけど)。しかも、次に当たるCharlton、Tottenham は現在の2位と3位。ここでどうにか上位との差をさらにつめられるように頑張りたいと思います。
でも、まずは今日のCarling Cup、Westham戦。今日のこの試合に勝てばもうベスト16、そして優勝チームには来年のUEFA CUP出場権が与えられるらしい。土曜日のCharlton戦に良い状態でつなげるためにも良い結果が出せれるように行ってきます!!
じゃあ。