2003.03.12

決断!!

お久しぶりです。最後に書いたMailからだいぶ間があいちゃったね。

最後のMailを書いたのがJuventus戦の後だったから、それからPerugia戦、Modena戦、そしてAtalanta戦とあったんだよね。

ところで、 この間のAtalanta戦では、ビックリした人がいたんじゃないかな?

あれっ、ヒデがいないって……。というのも、ここ最近の試合には、必ず最初から試合に出ていたからね。

 

さて、実は今日の題名“決断”は、そのことを含めての“決断”なのです。

ことの始まりは先週の火曜日。俺は、練習の前に監督のもとに直接行って話をしたんだ。

 

「今シーズン、開幕してから6カ月、このポジション(右のFWとMFの間)をやってきました。確かに良い時(チームがチームとして機能していて、俺の自分の良い所を活かせた時)もあったけども、やはり総括すると、そうじゃない時(特に最近)の方が多いと思う。このままだと、俺がこのポジションをやっている意味はないと思う。自分の長所を出すことは難しいし、俺が現在やっているようなプレーを、監督が望んでいるんだったら、今のパルマには、他にもっと上手くやれる選手がいると思う。俺はやはり、自分の特徴が活かせるような中盤のポジションをやりたい。

それが絶対にチームに自分として貢献できる一番いい方法だと思っている。

その結果、たとえ試合への出場機会が減ったとしても、俺としては、そちらの方が自分自身のためにも、チームのためにもなると思う。

ただ、監督そしてチームが、冷静に考えて、どうしてもこの右のポジションに俺を必要だとする時には、喜んでこのポジションもやらせてもらうけれども……。」

 

って言ったんだよね。

やっぱり俺自身、これまで溜まりに溜まっていたものが、Perugia戦そしてModena戦を経て、爆発したって感じだったんだよね。

確かにチームのために、自分を犠牲にし、自分の好む方法を抑えなくてはいけない時がある、というのは団体スポーツをする以上、当たり前のことである。

ただそれをしても、チームに結果をもたらすこともできず、自分を殺すことになってまでやることに、本当に意味があるのだろうか? と考えた場合、俺は “NO”だと思った。これは極論だけども、自分をたとえ殺しても、すべての試合に勝てるというのであれば、もちろんYESになるけどね(笑)。

 

そして今の俺といえば……。

結局は、自分で自分を殺してしまっている気がするんだ。

情けないけれど、精神的にも元気がなくなってきたり、ちょっとやけになったりして、試合中にだって、監督の言うことを聞かなかったこともあった。

たとえば勝手に中に入っていったりして……(監督はいつも俺には、外に張っているように指示しているからね)。これじゃあいけない。

 

そこで、やはりチームに直接的に迷惑をかける前に、とにかくきちんと監督と話をしよう、と思ったんだよね。

それが最初に話した行動につながったんだ。

で、そのときの監督の返事は、

 

「ヒデは良くやってくれていて、周りの評価も凄い良い。

その結果、前期ではParmaで一番貢献した選手に選ばれたりしたじゃないか!

絶対に今やっているポジションは、将来有効だし、さらに良い選手になれる。

だから、そんなに急に決めないで、とりあえず次の試合だけは、精神的にも少し休んで、考えてくれ。そしてまた来週話をしよう。

もしかしたら、今週で何か変わるかもしれないし……。」

 

という返事だったんだよね。

だから、俺としてはもし今週、俺がこれを言ったことによって、何かが変わるんだったら……と思って休みをもらうことと、考えることに“OK”と返事をしたんだ。

 

でも結果は、Atalanta戦を見てのとおり、何にも変わらなかったね。

だから、また今日、練習の前に監督のところに行ってきたよ。

 

「監督! やっぱり、先週から良く考えましたが、俺の考えは変わりません。たとえ控えになったとしても、中盤をやらしてください!!」って言ってきたんだ。

 

そうしたら監督は、もう何も言うこともないだろうし、短く“OK”という返事で会話はすぐに終わった……。

 

『聞き分けがいい、みたいな意味での大人にはなりたくない。いつまでも、ちょっとわがままな、でも何をやるかわからない魅力があるいたずらっ子でいたいと強く願う』