2003.05.26

2002-2003シーズン終了!!

あーーー良かった。えっ、何が良かったかって? それは、予定どおりに今シーズンが終わったこと。

だって、最終節のUdinese、Chievo のそれぞれの結果次第ではParmaはUEFA CUP出場決定戦(ホーム&アウェイで2試合)に縺(もつ)れ込むところだったんだからね。ChievoがJuveに勝って、UdineseとParma の勝ち点が同点だったときに決定戦になる予定だったんだよね。やっぱり、これからさらに1週間、しかも2試合をやるのはちょっと辛いところだからね~。でも、最後の最後でChievoがUEFA出場権を逃すとは……。

 

それにしても、俊輔のいるRegginaはAtalantaとの残留決定戦になったね。

ある意味、Juve対Milanのチャンピオンズリーグ決勝戦並みに激しい試合になるんじゃないかな。どちらも何が何でも降格は免れたいだろうし……。ともかく、俊輔にはぜひともこの試合に勝って、気持ち良く初シーズンを終えてもらいたいところだね。

思えば俺のセリエA1年目も、最後の最後の最終節で残留がようやく決まったっていう、厳しかったけれど、良い思い出になったシーズンだったな~。

 

さて、結局今年のParmaの最終順位はUdineseとの同点5位。

まあ開幕前は、残留争いになるんじゃないかと予想されていたのに、それから考えると非常に良い成績で終えた感があるよね。

チームとしての目標だったUEFA CUPの出場権も取ったしね。

なのにも関わらず、俺個人としては、これまでやってきた5シーズンの中で残念ながら一番物足りない、満足感が薄いシーズンとなってしまった感じがする。

 

というのも、今までのシーズンは、どのシーズンを振り返っても、何かしらの“挑戦”というモノが自分自身の中でも感じられた。

けれども、今シーズンは自分の中の“挑戦”が感じられず、逆に“我慢”がほとんどだったような気がする。

さらに、サッカーに対する気持ちが、今までは確かに“きつい”とか“苦しい”とかいうことはあったものの“つまらない”と思ったことはなかったのに、それが今年は正直言ってここだけの話、“つまらない”と思うことが多かったんだ。情けないけれど、すべてが漠然とした目標の中でやっているような感じがして……。

 

そんな風に感じた一番の理由としては、Parmaというチームのサッカーのやり方だろうね。これは見ている人が一番そのことを感じたんじゃないかな、“見ていてもつまらない”と……。

一般にサッカーを観ていてつまらないと感じる原因の多くは、動き・ パス等がすべて予測できる(意外性が無い)・チームとしての機能美がない(チームワーク)・ミスが多いこと等だと思う。

試合を観た人すべてが分かっていると思うけど、Parmaの一番の原因は攻撃のときのその意外性の無さ・パスワークの悪さだと思う。

 

Mutu、Adrianoという、非常に技術力は高いけれど、プレーのほとんどを個人の技術に頼ってしまうという2人がいたこと、そして監督の戦術で、選手間でのポジションチェンジをまったくやらなかったこと、この2つがその主な原因だったと思う。

確かにMutuもAdrianoも、今シーズンを振り返れば、それぞれ得点ランキングで上位につける程の結果を出した。それは本当に簡単なことではないし、素晴らしい結果だと思う。がしかし、彼らのプレーの中で、ダイレクトパスを見たことは数えるほどしかない、と言えるほど、個人がボールを持っていた。

その結果、彼らのプレーは味方の選手の動き、そしてチームのパスワークをかなり制限してしまった。

 

俺は1年間を通して、監督には試合中“とにかく右サイドに張っていろ”ということしか言われた記憶が無いほどに、動きを制限されていた。

シーズン終盤になって、とうとう俺自身が真ん中に切り込んで攻撃をしていくことを、繰り返していると、交代させられるほどだった。

何故なのかはっきりとした原因はわからないけれど、予想としては攻撃されたときに守備のバランスが崩れるからだと思う。

というのも、今シーズンのParmaには、ポジションチェンジというオプションが無かったため、俺が真ん中に切り込んでいったときに、俺の元いた場所を埋めてくれる選手がいなかったから。

正直なところ、このポジションチェンジさえ自由にやることが出来るのなら、俺にとってはポジションなどどこでもよかったんだよね。右のFWでも右のMFでもどこでも……。しかしそれが無かったために、結果、俺の動きは極端に制限されてしまった(しかし、Mutuはどこにでも動いていたけどな~??)。

 

これらの結果、俺は右サイドで鎖に繋がれた犬のような状態になってしまったんだよね。俺のプレーの特徴は、自由にいろんなところに動き、相手のマークを外し、良いスペースを見つける、というのが大部分を担っていると思うんだよね。

この“ボールが無いときの動き”が制限されてしまうと、俺の良い所が半減してしまう。

 

それが分かっているために、監督にも何度か話をしてみたんだけども結局分かってもらえず、最後の最後まで“我慢”が続いてしまったんだよね。

 

まあ、他にもParmaの攻撃の問題はいくつかあったのだけども、これらがメインの問題だったんだよね。

でも、逆に考えると、あれだけ多くの問題があったのにも関わらず、結局あそこまでの結果が出たのは凄いと思う。

問題点のいくつかを修正できていたら、さらにチャンピオンズリーグの出場権も取れたと思うのだが……。

まあ、これはParmaの来年への課題になっていくだろうね。来年同じ攻撃をしていたら他のチームも対策を十分に考えるだろうしね。

今年のようにはいかないんじゃないかな(まあ、メンバーも多少は変わるだろうけれど)。

 

は~~~~~っ!!

なんか言いたいことを言ったらすっきりしたな~!!

ちなみに、今日書いたことは、ちょっと悪口を言っているように聞こえるかもしれないけども、まったくそんなつもりはないからね。普通に第三者として分析した結果なのでお間違えのないように……(笑)。

 

最後に、今シーズンを終えて強く思うのは、たとえ試合に出られないことがあったとしても自分のプレースタイルに自信を持ってそれを押し出してやっていくことが大事だってこと!! いくら今シーズンのように多くの試合に出ていたとしても、“我慢”ばかりしているようだったらやっても意味がない。もちろん自分のプレーが通じなかったらしょうがない。でも、その前に自分の“やり方”を貫けないほうが辛い、ということ。

来シーズンからはそれをもっと大切にしてやっていきたいと思います!!

 

ともかく、今シーズンみんなもお疲れ様。応援有難うございます。

俺以上にストレスが溜まった人も多かったと思うけども(笑)、来シーズンまでゆっくりと休んで、そしてまた一緒に頑張りましょう!! じゃあ、またね。