2003.06.20

コンフェデレーションズカップ 対ニュージーランド

いや~~~~、良かった良かった。えっ、何が良かったかって? それは、一昨日の勝利もそうだけど、それよりも何よりもパソコンが俺の手元に届いたこと。というのも、今回日本にいたときから調子が悪かった俺のパソコンがParisについた時点でインターネットに接続出来なくなっちゃったんだよね。今回痛感したけども、俺はパソコンなしの生活だと本当に何にも出来ない。ここ数日は苦痛だったよ。このHPのMailだってパラグアイ戦の後にすぐに書こうと思っていたんだけども、そんな状況でね……。本当に遅くなりました。

 

さてさて、今はコンフェデレーションズカップのためにフランスはLyon にいます。一昨日の初戦、ニュージーランド戦を終えて昨日の午前中に移動してきたんだけども、なかなか綺麗な良い雰囲気の街っぽい。このLyonは実は Parmaのチームメイトである、ラモシの出身地なんだよね(多分)。だから、ラモシのつけでお菓子でも買ってこようかな、なんて思っております(笑)。

 

それにしても、今回のParis郊外で泊まっていたHotelの食事は正直言って酷かったな~。これまでヨーロッパのいろんなところへ試合で回ったけど、今回は、残念ながら、一番酷かったかも。おかげで2kgも体重が減ってしまっていたんだよね。

でも、ここLyonでは日本人シェフがいて、ちゃんと日本食も出てくるので、ようやくおいしいご飯にありつけているよ。もちろん体重もきちんと戻ったしね!!

練習環境ももちろんだけど、選手にとって食環境の充実は、本当に大切なことだからね。

じゃあ、そろそろみんなも試合の話が聞きたいだろうし、そっちの話題に移ろうか。

 

11日に行われたパラグアイ戦では、確かにアルゼンチン戦であった様々な問題点は、いろいろと改善出来たと思う。でも、肝心の“得点のにおい”っていうのが残念ながらほとんどこの試合もしなかったね。

唯一それを感じたのが、アレックスがシュートを打ったときくらいかな。

あっ、後はぎりぎりでオフサイドの判定になってしまった大久保のシュートと……。それ以外は、ボールも長いことキープしていたし、よくパスも回っていたけども、何故か点が入る気配がしなかったよね。

なんか、ただ綺麗なサッカーをしているだけって感じで……。そんな不安が残ったままでParisへ出発!!

 

そんな不安をジーコ監督自身も感じたのか、Parisに入った後もその練習時間の多くを、攻撃の練習に割いていたんだよね。

俺も、やはり自分でもっと点を取らないと、と思いシュート練習を繰り返したんだけど……。

 

そして、一昨日のニュージーランド戦!!

たち上がりはチーム全体硬くなっていたのか、ボールがきちんと収まらずパスもきちんと繋がらなかったけども、幸運なことに相手もそれは同様だった。

そして、その中の早い時間に得点できたことが、その後の日本ペースに繋がったね。

俊輔の最初の得点によって、全員の気持ちが落ち着いた。

ただ、ここで追加点を取りきれなかったところがちょっと甘かったね。

結果、後半に入って相手が息を吹き返してきてしまった。

日本にとって悪い流れがちょっと続いていて、ずるずると行ってしまいそうな雰囲気が漂っていた。

この日の俺は、正直言って全体的に、体のキレもなく、ミスが多かった。けれども、唯一この時間帯で得点出来たことは良かった。

 

大久保からボールが回ってきてドリブルを始めた時点で、前線の高原や俊輔がスペースに向かって走ってくれたのが良かった。相手のDFは当然下がり始めてそこにスペースが出来る。俺はまずはゴールを見て、その後にパスコースを見てみる。確かに前線にパスを出すコースはあったけども、シュートコースもばっちり開いていたんだよね。ちょうどこのときはあのJuve – Romaの時のシュートを思い起こさせるようなシーンだった。後はここ数日の練習の成果を見せるだけだった。

 

久しぶりに、スカッとするような点が取れて、しかもその日の出来があまり良くなかっただけに俺自身にとっても嬉しい得点だった。それに、その得点によって相手の戦意がほとんど無くなり試合がほぼ決まったのが大きかった。その後は相手の動きも悪くなりマークもルーズになり、俊輔の駄目押し3点目。

 

チームとしては、初戦ということ、暑かったこと、グラウンド状況があまり良くなかったことなどもあって、ミスや状況判断がまだ遅かったところもあったけども、何よりもこれまで一番の課題としてきた“声を出すこと”がだいぶ浸透していたのが良かった。ただ、試合時間残り10分、5分というところになってくるとまだまだ声が出ていなかった。疲れているときこそ体を動かさずに頭(口)を動かすということを覚えないといけないのだが……。

 

それと、もっとお互いが要求を出し合えると良いんだけども……。

一緒に練習する時間が少ない代表では、お互いが要求し合わない限りはなかなかお互いのしたいことが分かり合えないからね。結局は、パスもすべてはタイミングだし……。

 

ともかく、初戦を3 – 0という結果で終われたことは、今の日本代表には大きかったと思う。もちろん、フランスはニュージーランドではない。がしかし、この結果によってこの間のアルゼンチン戦の前半のようにバタバタした戦い方ではなくて、その後半の最初のような試合が最初から出来ると思う。後は、100%でぶつかるだけ。ともかく、この新生チームがこの試合でどこまで出来るか、というのが非常に楽しみである。

 

じゃ。