2003.07.22
2003年 夏・・・・・・5
◆「8日目」
MUTUの故郷、Bucharestを後にした俺が向かった次なる目的地は、AustriaはVienna(ウィーン)。といっても、またまたここではただの乗り継ぎだけ。にもかかわらず、乗り継ぎ便が上手くいかなくて、ここではなんと約6時間もの待ち時間が……(ガ~~~~ン!!)。でもここでくじける俺じゃない!! と、その時、運良くほとんどお客さんもいなかったことから、航空会社の特別なクラブ会員ラウンジへ入れた。しかもこのラウンジ、かなり綺麗で食べ物はもちろん飲み物も完璧!! こういう長い待ち時間のときに一番威力を発揮するのは、もちろんパソコン!! 便利なモノはたくさんあるけれど、持っていて良かったな~って思った瞬間だった。おかげで6時間の待ち時間は、ほとんど苦にならずに過ぎ去っていった。
さて、長い待ち時間も終わりいよいよ本当の目的地に向かって出発!! その目的地はというと……BelarusはMinsk!! っていっても、その国の名前すら聞いたことがない人がたくさんいるんじゃないかな? ここはRomaでもParmaでも一緒にプレイしたGrencoの故郷なんだよね。
ちょっと簡単に国の説明をすると、国面積は日本の約半分。人口は約1,000万人。Minskはこの国の首都。ちなみに、この国に入るにはVISAが必要だよ!!
飛行機が無事に到着し飛行機から空港へ移動するバスに乗ろうとすると、誰かを待っている風の見知らぬ“彼”が話しかけてきた。彼の名は“Sergei” (ちなみに、 Grencoも苗字はSergeiだな~。この国ではかなり一般的な名前らしい)。サッカープレーヤーのGrencoが俺のためにたのんでくれた現地ガイドとのことだった。彼がいてくれたおかげで、パスポートコントロールから荷物の取り出しまですべてスムーズに終わった。
Viennaでの待ち時間が長かったために、荷物があるかどうか実は心配だった。飛行機に搭載する荷物は、乗り継ぎ時間が少なくてももちろんリスクはあるけれど、乗り継ぎ時間が長すぎてもやっぱりそれはそれで危ないんだよね。欧州で生活していると、荷物が届かないことは当り前になってしまうくらいだからね。今回の旅はついているぞ!! それでは早速Hotelに出発。
今回の旅の中で一番Hotel探しが大変だったのがこの国。
インターネットを駆使しても、なかなか情報がつかめず、何よりもそのHotel数が少ない。で、結局はGrencoがすべてやってくれた。でも、それだけに実際にHotelに着くまでは、まったく状況が読めなかった(別にGrencoを信用していなかったわけじゃないけどね)。
Hotel Beralusに到着。国と同じ名前だ。外観は悪くない。で、肝心の部屋は……まあ素晴らしいとは言いがたいが、まあ問題なしかな。この時点で夕方17時をまわっていた。
さっそく俺は街を見るためにホテルを出る。夕方過ぎなのにもかかわらず、街中の人の多さにビックリ!! と思ったら、なんと今日はこの国の独立記念日だったんだよね!! ちょうど良い時に来た!! これも俺の人柄の良さか~(関係ないじゃん! 笑)。
それにしても、街のいたるところで人々がビールを飲んでいる。
公園に行ったら一人の少年から突然ビールをすすめられ(もちろん言葉はわからず)、仕方ないからひと口だけ飲む。ありがたいおすすめなんだけど、実は俺、酒は飲むけれど、ビールは駄目なんだよね(苦笑)。それにしても、何でこんなにみんながビールを飲んでいるのかとSergeiに聞いてみると、この国のビールはかなり美味しくて有名らしい。ただ、俺はビールを飲まないために、味もわからないのでここではノーコメント。
その後も街と人を観賞しながら歩きまわり、日も暮れてきたところで夕食に向かう。今夜の食事は、Beralus料理!! Sergeiに連れられて行ったレストランは、ビアーガーデンのようなところだった。ここでもやはりみんなビールを飲んでいる。俺はSergeiのおすすめであるポットシチューのようなものの中にジャガイモと肉の塊が入っているものを食べた。名前は忘れちゃった(ごめん)。味は悪くない。ただちょっと癖もあり、たくさんは食べられるものじゃなかったね。
食後は、ちょっくらクラブに向かう。
が、独立記念日で休日だったためか? 人の入りが悪くて、盛り上がりに欠けていたので、長旅で疲れていたし、Hotelに帰ってこの日は寝た。
◆「9日目」
昼12時近くに起きる。Sergeiが待っている。
じゃあランチへ、ということで今日はまずまず流行っているというHotelの近くにある“Sushi Planet(確か)”という日本食屋さんへ。
寿司カウンターもあるところだったのだが、日本人の職人さんは一人もいなさそうだった。期待はできないな~なんて思いながら“しょうが焼き”をたのむ(何で寿司屋でしょうが焼き?)。しかし、これが俺の予想を裏切り、かなり美味しいものだった。寿司もちょっとたのんでみたけども、悪くない。こんなところで美味しい日本食が食べられるとは……。満足の昼食だった!!(笑)
そしてその後、“綺麗な湖と森が見たい”とSergeiにたのむ。
というのも、この国には街というよりも大きなVilla(街ほど大きくなく、住んでいる人すべてがお互い知り合いというような集合体)がいくつもあり、さらに緑が多く森がたくさんある。湖もいくつかあり、それはかなり綺麗だと知り合いから聞いていたんだよね。やはりたまには自然を見て心を癒さないとね(笑)。
しかし、ここでSergeiからひと言。“一番近いところでも片道2、3時間かかるくらい遠いですよ”と言われた。が~~~~~~~~~~~~~~~ん!! 半泣きしながら断念。でも、30分くらい行ったところにちょっとした湖と小さな森があるというので、早速そこへ向かう。が、ここは街から近いせいか、人間の手が入っていて自然の本当の荒々しさや美しさというのが失われていた。それでガクッときていた俺を見て、Sergeiが綺麗な花畑に連れて行ってくれた。花畑といってもかなり大きく、見渡す限り、花、花、花。しかもその時間にそれまで曇っていた空から太陽が顔を出しはじめ、その雲の隙間からこぼれる陽に、美しい花畑が照らされて、壮厳な感じがした。ちょっと良いものが見られたなあと、満足。Hotelへ戻る。
まだ夕方なのにもかかわらずお腹が空いたので、行きつけの? “Sushi Planet”へ(笑)。なんとそんな時間に“うな重”を食べてしまった。これまた満足してHotelへ。夕食までにはまだ時間があるから、荷物をまとめてちょっとひと休み。
おっと~急にお腹が痛くなりはじめる。
お腹をくだす痛みではなく、ただただジリジリ痛む。立ち上がって歩くだけでもかなり痛み、盲腸かな? なんて心配もしたけども、とりあえずベットで休む。夕食の時間になってもその痛みは治まらず、手配してくれていたSergeiには 悪かったけれども体調を考慮して夕食はキャンセル。その後も1、2時間苦しんだ後、徐々に回復。
少し具合が良くなったその時点では、すでに夜の22時過ぎ。
そのまま寝ようかとも思ったけれども、短い滞在だし、なんとなくもったいない気がして着替える。昨日確かHotelからちょっと歩いたところにカジノがあったな~と思い、徒歩でテクテク向かう。
カジノではいつものように、まずはブラックジャックで運試し!! 眠気を覚ますために、ちょっと酒を飲む(おいおい)。さっきまで歩くのもままならないほどお腹が痛かったのに、何故だか急に元気に。その異常さに自分自身でもビックリ!!(笑) 調子にのってきたところで、今度はルーレットへ。
最初は好調だったものの、ルーレットをまわすディーラーが何人も入れ代わり、調子が崩れたのか、後半は負け越してしまった。結局、ブラックジャックでの勝ちもなくなり、ちょうどトントンになった時点で終了。Hotelへ帰って寝る。
翌日、フライトは午後14時過ぎだった。
昼食をまたまた行きつけの“Sushi Planet”に行き(もう常連だったね)、今度はとんかつを食べて空港へ。空港では、またまたSergeiの協力がありすべてがスムースに進む。そして最後にSergeiに感謝の意を示し、機内へ。
インターネットでもなかなか情報がつかめずに、ちょっと不安があったMinskの旅。建造物的には、レーニン時代の名残か社会主義独特の角ばった冷たい感じがしたけれど、街自体はゴミもあまりないほど綺麗に整備されていた。警備の警察もたくさん見かけたが、その分、危険性の少なさがうかがえた。ともかく次回来るときには是非ともその素晴らしいといわれる湖と森を見てみたいと思う!!
続く……かな?