2002.04.18
イタリア 第2の故郷 Roma!!
“シーズンも残り3試合を残すのみとなり、いよいよ佳境に入ってきたね。
優勝は、Inter、Roma、Juventusの3チームに絞られてきて、ここ3年同様最終節まで優勝が分からないであろう大混戦になっている。
下位のセリエB降格を争う戦いもすごいことになっているね(4チームが降格)。
Venezia、Fiorentina、Lecceの3チームの降格はほぼ決まっていて、残りの1チームをParmaも含めた数チームが争う大激戦。
Parmaは残り3試合を全勝すればまったく問題なしだけれど、その相手はというと、Atlanta、Fiorentina、Venezia。
優勝に関わってくるようなビックチームはいないとはいえ、最後まで気が抜けない状況に変わりはなし。ともかく最後の3週間、このリーグ終盤の疲れている時期、どのチームが最後まで集中を切らさずにやれるかが勝負になる!!
さて、この間の日曜日は昨年まで所属していたRomaとの試合があった。
しかも、イタリアの首都Romaで……。
実際のところ、俺はRomaからParmaに移籍して以来、Romaに遊びに帰ったことはなかったんだよね。1度だけLazioとの試合の後にRomaに残ったんだけど、その時は体調が非常に悪くて試合後に友達と約束をしていたにもかかわらずHOTELでずっと寝ていた。で、次の日は早くParmaに帰らなければならなかったから、結局友達にも会えず終い。
だから、今回Romaでの試合はすごく楽しみにしていたんだよね。
しかも試合の2、3週間前からRomaの友達からは、“試合後に残って行くんだろう!! 一緒に飯を食いに行こうぜ!!”という多数のお誘いがあったし……(笑)。
もう1つは、Romaから移籍して以来、初のオリンピコ(Romaのスタジアム)での対Roma戦。ファンがどういう対応をしてくれるのか、怖さ半分楽しみ半分という感じだったんだ。友達からは、絶対にみんな拍手で迎えてくれるよ。心配するなよ。なんて言われていたんだけれども、やっぱりね~。
そして試合当日、オリンピコスタジアムに着いた俺は控え室へ……。
その時、Romaはまだ到着していなかった。
いつもの試合同様、音楽を聴きながら本を読んでいると、Romaの選手が到着した模様。久しぶりの挨拶をしに廊下に出ると、スタッフはじめ選手みんなが大歓迎してくれた。中でも、MontellaとCandelaは本当に喜んで迎えてくれて、一緒にbarに行ってCafeもおごってくれたよ(笑)。Romaのチーム関係者が言うところによると、本当かどうかわからないけど、昨年までRomaにいた選手で、移籍をしてしまった選手は、今まで誰が来ても、ここまでみんなで歓迎してくれることはなかった、とのこと。
本当に嬉しかったし、彼らと一緒にサッカーがやれたことを心から感謝した。
試合開始。
RomaとはすでにParmaで対戦したが、オリンピコでのRomaとの対戦はまた格別なモノがあった。
慣れ親しんだグラウンド、慣れ親しんだ選手達。まるで紅白戦をオリンピコでやっているような気分がしたほどだった。が、試合が始まるとその思いもすぐに吹き飛んだ。
Romaの凄まじい攻撃にParmaは防戦一方。さらにはParmaはチームがまったく1つになっていず、気持ちもどこかに飛んでいってしまったような感じだった。
その結果は、3-1。結果こそそれほどの点差が付いていないが、内容では5、6点は取られてもおかしくないようなモノだった。試合内容もなんかダラ~とした感じだったしね。本当に残念だったよ。
俺個人は、Udinese戦に続いて調子も良く、さらには慣れ親しんだグラウンドということもあってすごく気持ちよく動けた。
まあ、Romaの選手の特徴を知っているっていうのもあったかもしれないね。
でも、試合中は途中途中で楽しいところもあったんだ。
Candelaとの競り合いや、Montellaとの競り合いの時に笑いながらボールを追いかけたりして……。もちろん真剣勝負なんだけれども、こういう風に楽しみながらいつもやれたら本当に幸せだろうな~なんて思った。
ちょっと残念だったのは、Batiの怪我だね。
倒れた瞬間は意識もなく唇もかなり切れて出血していたからね。すぐに病院に行って大事には至らなかったようだけれども、8針~10針は縫ったらしい(未確認情報)。ともかく、Romaが優勝するためには彼の力は絶対に必要だろうし、すぐにグラウンドに戻ってくることを祈りましょう!!
試合が終わった後、Romaのファンのところに挨拶に行こうと思っていたんだけれども、タイミングが合わなくて、結局出来なかった。
しかし、試合後にある話を聞いてから、挨拶できなかった事を本当に後悔した。
その話とは、通常このスタジアムでは、ファンは試合前の選手紹介の時に、普通は相手チームの選手紹介は軽く流すか思い切りブーイングをするのだけれども、今回の俺の紹介の時には、まるで俺がRomaにいた時とまったく同じように、応援してくれたとか。
残念ながら控え室にいた俺にはその声援が聞こえなかったんだよね。
この話を聞いたときには、恥ずかしい話、涙が出るくらい感動したし、挨拶ができなかった事を本当に後悔した。そしてこの瞬間に、Romaは俺のイタリアでの第2の故郷になった(第1はPerugia)。
Romaにいたときには、試合に出られなかったり、いろいろと腐った時期も正直言ってあったけれども、俺が過ごしたこの街での1年半はまったく無駄ではなかったと思ったし、機会があったらまたRomaに戻ってきたいとも思った!! 本当に嬉しかった。
さてさて、試合後は数週間前から連絡が来ていたローマの友達達とみんなで夕飯へ……。
そのレストランはアジアチックで雰囲気が良く、寿司やナシゴレンが食べられる、俺がRomaにいた頃に良く行っていたところ。
名前は「Ketum bar」という。場所は、Romaの中心も中心、テスタッチョというところにある。
ラモシやマイーニといったParmaの選手も友達と来ていて、本当に盛り上がったよ~。何本ワインを開けたか分からないくらい飲んだ。しかも、俺達がご飯を食べ終え、いざデザート、というところでTottiも友達を連れてきたんだよね。彼は欠場していたので、試合の時には会えなかったから、久しぶりにいろいろと話をしたよ。もちろんWCのこともね。イタリアは日本での試合だから、是非とも遊びに連れていってくれ~と頼まれたのでちょっと考えておかないとな……。
確かイタリアは仙台の合宿だと思うから、仙台の遊び場所の情報を仕入れねば……。
ともかく、なんだかんだ2時過ぎまで飲んで騒いだ。楽しかった~。
Romaに住んでいた頃は、ちょっと……と思ったこともあったよ。でもこうして久しぶりに帰ってみると本当に良い街だよ、Romaは……。
街の人もすごく温かいし……。また近いうちに遊びにこようっと!!
最後にちょっとお菓子の紹介でもしようかな。
これは日本の友達から送られてきたモノなんだけど、最初は見た目で……って思ったんだけど、食べてみてビックリ。結構はまる味だったよ。
是非とも食べてみて!!
株式会社でん六から出ている「チョコバナナ」
たしか、セブンイレブンで売っているって言っていたかな?
ちょっと探してみて下さい!!
じゃあ、また今度の日曜日の試合で……。”