2003.11.24

ながい道のり……

昨日の対Empoli戦、ParmaはEmpoliにとって今季初となる勝利を献上してしまった。前半は勢いのあるParmaがゲームを支配するものの、ボールを持つ時間が無駄に長くなるだけで、なかなか効果的な攻撃を仕掛けることが出来なかった。Empoliもまた、ディフェンスに重点をおきながらのカウンター攻撃を何度か試みるがこれも決定打には至らず。

後半に入り展開が逆転する。Empoliは後半早々から、前半のParmaの動きを見切ったかのようにダイレクトパスを効果的に使い決定機を何度も生み出す。逆にParmaは前半のボール回しで疲れてしまった様子でFWからDFまでの距離が長くなり、そのスペースを相手に上手く使われてしまった。攻撃も淡白な攻撃で終わってしまうことが度々だった。良いときのParmaというのは、はじき返されてもまた取って……というようなたたみかけるような攻撃がその良さだからね。

結局Parmaは試合終了間際に一度決定的チャンスをつくるが生かしきれず。逆にEmpoliはそのチャンスを物にしてロスタイムに得点。結果0 – 1、Empoli勝利。Parmaにとっては上位から一歩後退するかたちになってしまった非常に痛い1敗、逆にEmpoliにとっては喉から手が出るほど欲しかった1勝となった。

先週の水曜日に行われた対カメルーン代表戦、これまでの親善試合ではなかなか見られなかったような激しい試合になった。カメルーンは自分達の強さを見せつけるかのようなプレーをしてくれた。これは日本にとって非常に良かった。そして、結局得点をすることが出来ず引き分けに終わってしまったけれども、ミスがあったとしてもそのカメルーンを無失点に抑えたことは非常に良かったと思う。

カメルーン選手の身体能力の高さはこれまでで十分認識していたつもりだったけども、この試合で考えを改めさせられた。正直、ここまで強くて速い選手がそろっているチームは見たことがない!! たぶん、これまでやってきた相手の中では身体能力的には一番強いんじゃないかな……。しかも、その身体能力の高さに加えて激しさ(プレッシャーの厳しさ)も兼ね揃えているだけにその相手に与えるプレッシャーは相当なものだった。

特にそれを感じたのは、ボールをキープする時。普通だったら絶対に相手の足が届かないところでボールを持っているのにも関わらず、カメルーン戦では足がどこからかのびてきてボールを奪われるシーンが何度かあった。あとは、特に前半に見られたと思うけど、シュートをするタイミングでも足がさっと出てきてカットされてしまうシーンが何度か……。あれも彼らの身体能力の高さを示すものだよね。普段だったらシュートまでいけるタイミングなのに……とみんな思っていたはずだよ。

さて、この試合でカメルーンがメインとしていた攻撃はというと、サイド攻撃。時にはゴールライン際ぎりぎりまで行ってあげたり、時にはペナルティーエリアよりも手前の早い時点であげたり……。彼らのこのセンターリングからの攻撃は本当に嫌だったね~。というのも、一見単純に見えるんだけども、人間、やはり前からのものに対しては強くても横からのものにはそれほど強くないんだよね。だから、一瞬のミスが得点につながってしまう。この日の日本に特に足りなかったのは“これ”だと思うんだよね。多少強引でもセンターリングをあげて飛び込む。正面からの攻撃だと、どうしても相手に脅威を与えることが難しいからね。

そして、昨日のParmaの攻撃(特に前半)に足りなかったのも“これ”だと思う。特に相手が引いている時には、やはり単純に見えてもこういった攻撃は非常に有効なんだよね。ただ、これをやるにも全員の意思統一があって、ゴール前に何人も飛び込まないとあまり意味がないけどもね……。

さてさて、この2つの試合で共通していることはというと……、どちらも無得点だ、ということ。で、俺は自分の今後を考えていった場合に、やはりこういったなかなか均衡がやぶれず……といった時に何か出来る選手でありたいと思う。それは、個人技からの得点であったり決定的なアシストであったり……。もちろん得手・不得手はあるけども、やらなければならないことというか方向性は見えているから、どうにかこの山を乗り越えられるようにしないとな!!

あと、この2つの試合に共通しているのは、グラウンド状況が悪かったということ。結果、ボールのコントロールにミスが生じることが多々あった。それは細かい誤差だったりするかもしれないけども、相手にボールを奪われることが何度かあった。やはりこういう細かいところをもっと詰めていかないと……。

は~~~~~、一流になるための道のりはまだまだ長い!!
でも、1日1日自分のやらなければならない目標をしっかりと定めて頑張るか。

それじゃあちょっとサッカーを離れて……。
この間のMailで、飛行機の中でみていた映画の話をしたよね。あの時は結局『ミニミニ大作戦』をみた時点で寝ちゃったんだよね。で、他の2本はみられず。でも、イタリアに帰ってくる飛行機の中でその2本をみたんだ。正直なところ『ブルース・オールマイティ』は俺のお気に入りにはならなかったな。でも、『アイデンティティー』は結構面白かった。途中まで話がはっきりしないところがあったりしたけども、最後は良い意味で裏切られた。裏を取られたといってもいいかな。やはり、こういう最後まで内容が読めない映画というのは楽しい。あとは今日『ジョンQ』というのをみた。これはなかなか感動したね~。ちょっと前の映画だけども、みていない人がいたら是非ともみることをオススメするよ!!

さて、今週の木曜日はUEFA CUPの試合。アウェーで4 – 0で勝ったとはいえ、昨日の負けもあるし是非とも勝っておきたい試合だね。そして、次の日曜日のChievo戦につなげていかないと……。じゃあ、次の Mailでは良い報告が出来るようにしっかりとやってきま~~~す!!