2000.07.24

ST PETERSBURG!!

「冷静と情熱のあいだ」という本を読んだ。この本は、“辻 仁成”と“江國 香織”という2人の作家が同じテーマをもって書いているらしい。俺は、その “辻 仁成”氏が書いた方を読んだ。舞台は、FIRENZE、しかもドゥオーモから始まる。そんなこともあって、つかみはOK。本を読むときは、最初のつかみが駄目だったら、読むのを止めたくなってしまう。この本は、内容は最初、ちんぷんかんぷんだったが、舞台が普段の生活から非常に近い、しかも FIRENZEのドゥオーモはイタリアの中で俺が唯一行ったことがあると言っていい観光名所ということもあって、続けて読むことが出来た。これから読む人もいるだろうから、内容は伏せておこう。でも、俺は“江國 香織”氏が書いた方も読みたくなった。

 

ごっめ~~ん、やっぱりちょっと内容を言わせてもらうね(今から読む人はごめんね)!! この本は、1つの恋愛を“辻”氏が男性の立場から“江國”氏が女性の立場から書いているらしい(“江國”氏の方を読んでいないから断言は出来ないけど)。“辻”氏の方を読んだ感想は、確かに男の心情は理解できるモノがあった。しかし、俺はここまで人を“愛した(と言っていいのか)”と言う経験をしたことがないから、すべてを理解は出来なかった。こうなったら、やっぱり女性の心情も見てみたい。と言うことで、知り合いに日本から“江國”氏の方を送ってもらおうっと!! みなさんの中で読んだ人がいたら、是非感想を送ってください!!

 

おっと、ちなみに今は遅ればせながら“馳 星周”氏の「夜光虫」を読んでいます……。

 

合宿の方は、順調に進んでいます。走り込みも、長距離から中距離、そして短距離に移行中。そして、練習試合も始まりました。今日もトルコのチームと練習試合だったんだけど、前半途中から激しい雨が降ってきて、なんと後半は中止。さすが練習試合(笑)!! しかも、後半が始まる前に珍事件が……。なんと相手チーム、勝手にユニフォームの色を変えちゃったんだよね。しかも、ROMAと同じ赤に。そんなことを勝手にしたら困るってーの!! 多分、着替えを持っていなくて、勝手にユニフォームを変えたんだろうな……(笑)。ちなみに、結果は0-0でした(前半だけ)。

 

合宿中の食事は、ROMAから同行している料理人が作っています。

朝は、パンやコーンフレーク、ビスケットを食べて、エスプレッソや紅茶、カプチーノを飲みます(ビュッフェ)。しかし、昼食と夕食はきちんとメニューが決められていて、勝手に好きなものを食べることは出来ません。厳しく管理されています。なのにだ、夕食の食卓にはコーラやファンタ、そしてビールが出て来るんだよね。他のチームではなかなか考えられない!!もちろん、選手は喜んでいるけど、どういった考えなんだろう……。不思議に思わない?

 

さてさて、合宿話はこれくらいで、NYからの続き……。

 

NYから戻った俺は、早急にしなければならないことがあった。それは……、ロシア入国のVISAを取ること!! NYで敬文と、今度はロシアに行きたいね。だったら、ST PETERSBURGに行こう!! と言う話をしました。と言うことで、さっそくVISA取得にとりかかりました。と言っても、俺はチームの練習や FIFAの試合があったので、なかなか時間はなかったので、アシスタントのMASAにやってもらうことに……。そこで面白い話を聞いたのです。彼が、ロシア大使館にVISA取得のために行ったら、招待状を持っているか、相当の時間を待たないといけない、と言われた。知り合いから聞いた話だと、1、2日で獲れるはずだったんだけどな~。そして、ロシア関係の旅行代理店に行くことを薦められた彼は、その足ですぐにロシア関係の旅行代理店へ……。そうしたらなんと、たったの1日で簡単にVISAが獲れたのです。ビックリクリです!! このいい加減さが、頼もしい(笑)。

 

実は、一緒に行った敬文も同じだったらしい(笑)。ともかく、VISAはOK。後は、俺の完璧な術で旅行セットを用意して、休みになるのを待つだけ…テン。そしてROMAのシーズン最後の練習も終わり、さっそくロシアへ(ヒューン)。

 

なかなか一人で移動するという事のない俺にとっては、ロシアという見知らぬ国という不安もありながら、空港に一人降り立った。敬文とは空港の出口で待ち合わせをしていたんだけど、入国審査で列に並ぼうとしていたら、なんと敬文がそこに登場。たまたま到着時間が近かったらしい。1人でいたときの不安は消えた。2人とも無事に入国審査を済ませ、税関もなんなく通過。出口を出て、こちらでの案内役として連絡しておいた“ジャン”君を捜す。このジャン君、実はオリンピック予選のカザフスタンに行ったときに知り合ったカザフスタン人で、日本チームの通訳をしていた人。そして、この彼はST PETERSBURGに何年か住んでいたので良く知っているという。ということもあって、今回の案内を頼んだ次第である。

 

しか~しこのジャン君、いくら探してもいない。そして、空港の外に出てみたら、どうも知らない人が「NAKATA」と書いてある紙を持って立っている。しかし、1度カンクーン(メキシコ)で、頼んでもいない人(ドライバー)が「NAKATA」と書いてある紙を持って立っていたことがあって(どこからか情報を得て、送迎代を横取りするためだったらしいけど)、それ以来、知らない人がいくら「NAKATA」と名前が書いてある紙を持っていても、あまり信じないようにしている。

 

が、ついにジャン君を見つけることが出来ず、この「NAKATA」と書いてある紙を持った彼と話をしてみる(英語)。そうしたら、彼はジャン君の友達で、彼に頼まれて俺達を待っていたらしい。でも、ジャン君もそれならそれで先に連絡して欲しいよね!!

 

彼の車で、俺達が泊まる予定のHOTELへ……。

空港に着いたときに思ったんだけど、ここST PETERSBURGはなんかドイツあたりの田舎町を連想させる。どうしてそう思ったんだろう……。敬文は、第2次世界大戦に詳しいらしく、HOTELまでの道のり、いろんな事をこのドライバーに聞いていた。そして、HOTEL到着。近代的でアメリカっぽいHOTEL。チェックインを済ませ部屋へ。部屋もなかなか綺麗で、中田君満足!! そこへ、ジャン君からのTELが……。

 

ジャン君:今、ST PETERSBURGに着いたところです。

俺:は?

ジャン君:ちょっと飛行機が込んでいて、チケットが獲れなくて……。

 

そうなのです。ジャン君、空港にいないと思ったら、まだST PETERSBURGにいなかったのです。まったく、どうして先に連絡を……、と思いながらも30分くらいでHOTELに到着するというので、移動の疲れがちょっとあったので一休み。

 

彼がHOTELに到着したのは、夜も20:00を過ぎたころ。なので、今日はこのまま夕食へ……。初日と言うこともあって、まずは“ロシア料理”を……と思っていた僕らは、ジャン君にすでにHOTELのコンシェルジュに、この街で美味しいというロシア料理のレストランの予約を入れてもらっていたのでした。

 

レストランまでは、ちょっと距離があるのでタクシーで行くことに……。が、しか~し……。なんと、このジャン君、HOTELの前に止まっているタクシーには目もくれずに、道ばたで手を挙げて待っているのです。そうです、白タクです!! 白タクなんて本当に大丈夫~?って心配をしていると、

 

ジャン君:こっちではこれが当たり前で、HOTELの前とかで待っているようなタクシーは高くて乗りません、だって(笑)。俺も生まれて初めて白タクなんて乗ったよ!! ちなみに、値段は乗る前に行き先を言って決め、先払いの時もあれば後払いの時もあるらしい。そうこうしているうちに、レストランに到着。それにしても、こっちは日が暮れるのが遅いな~。夜21:00だってのに日が昇っている。

 

レストランに入ると、そこはフランス料理のレストランを連想させるようなエントランス。ピアノの音が小さく聞こえてくる。もちろん、英語は通じる。席に案内されまずは食前酒。敬文とジャン君は、ロシアだけあってさっそく“VODKA”を頼む。俺は、例のごとく“ミモザ”を……。久しぶりの再会に乾杯(といっても敬文とは、1週間くらい・笑)!! そして、メニューが運ばれてくる。俺は、メニューを見ずに野菜抜きのモノは何があるか聞く(または野菜抜きで何が作れるか)。後は、彼らに任せる。敬文とジャン君はそれぞれ何か頼んだ模様。ボルシチとか食べたかったんだけど、野菜が多かったために断念。次にワインリストを見た。そこにはレストランから連想されるように、フランスワインがたっぷり……。飲んだことがないものに挑戦!! モノは忘れたが、非常に美味しかった!! 食事に関しては、何を食べたか忘れちゃった。でも、敬文がビデオを撮っていたはず(お店の人に許可を得て)。nakata.netTVでやるかも……(と、さりげなく番宣)。食事は、俺の頭にあったロシア料理の概念を壊し、非常に美味かった。あまり食べられないかと思っていたから、ビックリ!! ワインも入って、ほろ酔い気分になりながら、お店を後にした。ちなみに、お店の名前は……う~思い出せない。カードか何かもって帰ってきたと思ったから、見付けたらお知らせします!!

 

外に出てビックリ!! 夜23:00もとうに過ぎているのに、すっごい明るいのです。もしかしてこれが噂の……白夜!! 今回の旅で俺が1番感動した白夜です!! 本当に夜が訪れないんだよ。夜中02:00くらいが1番暗いかな。といっても街頭が必要ない位の明るさだったりするけど……。本当に、みんなに 1度見てもらいたいよ~!! これも、敬文がビデオに撮っていたな。よし、nakata.netTVで流そう~!!

 

その後は、ジャン君先頭にこの悪ガキ3人組は、ST PETERSBURGの夜の街に消えていくのでした……。

 

よし、今日はこれまで。また続きは次回ね!! おっ楽しみに~!!

猛暑の日本らしいけど、夏ばてで倒れないように快食快眠!! で頑張ろう~!!

 

 

 

<おまけ>

 

前回のCANONの続き……。

CANONの読み方は「キャノン」で間違い有りませんが、表記は「キヤノン」とするようキヤノン(株)の定款に定義されています。これは社名、ブランド名として視覚的に安定して見えるという理由によります。ってことです!!