Posted on 07 November 2017
日本財団は、アスリートによる社会貢献活動を促進することで、様々な社会問題を解決する動きを加速させ、ソーシャルイノベーションの輪を広げていくことを目的に「HEROs SPORTSMANSHIP for THE FUTURE」(以下、「HEROs」を)創設し、2017年10月30日(月)に発表会を開催しました。
会場には、中田をはじめ、井上康生(柔道)、川澄奈穂美(サッカー)、佐藤琢磨(モータースポーツ)、田臥勇太(バスケットボール)ら各界を代表するレジェンドやアスリートのHEROsアンバサダー14人が登壇しました。
中田は本プロジェクトの創設について、「現役時代は他のスポーツ選手に会う機会がなかったが、今、こうやって様々な競技のアスリートに会えることが、僕の気持ちを盛り上けてくれますし、ここに立っていることが非常に光栄だと思っています。こういう方たちと繋がって、様々な取り組みを行っていくことで、この先、多くのアスリートとつながっていけるでしょうし、社会貢献がつらいもの、何かをあげなければいけないこと、手伝わなければならないものではなくて、自分たちが楽しんでやれるもの、そういったものになっていく社会になればいいなと思っています。」と本プロジェクトの期待を込めました。
また、アンバサダーを代表して井上は、「スポーツの価値はただ勝つ、負けるだけではなく、人と人、国と国をつなげる大きな力を持っている。」とHEROsの意義を語りました。
会の最中に行われた質疑応答で、このプロジェクトをどのような気持ちで取り組んでいきたいか?と聞かれた田臥は、「今まで、震災などの経験をしてきた中で、バスケットを通じて自分ができることをやってきた。今後も率先して取り組んでいきたい。」と引き続き、社会貢献活動をすすめていくことを誓いました。
HEROsは今後社会のため、地域のため、子供たちの未来のため、競技場の外でもスポーツマンシップを発揮している多くのアスリートに注目し、支えていくためのアワードを2017年12月11日(月)にグランドハイアット東京にて開催いたします。その年、最も「社会とつながるスポーツマンシップ」を発揮したアスリート、チーム、スポンサー企業を表彰し、次の活動へとつながる支援を行っていきます。
【イベント概要】
名 称 : 「HEROs SPORTSMANSHIP for THE FUTURE」
日 時 : 2017 年 10 月 30 日(月) 13:00~13:50
場 所 : 公益財団法人 日本財団 1F バウルーム (港区赤坂 1-2-2 日本財団ビル)
登壇者 : 中田英寿(サッカー)/東俊介(ハンドボール)/池田信太郎(バドミントン) 井上康生(柔道)/上原大祐(パラアイスホッケー)/大林素子(バレーボール) 萩原智子(水泳)/川澄奈穂美(女子サッカー)/佐藤琢磨(モータースポーツ) 田臥勇太(バスケットボール)/長嶋万記(ボートレース) 根木慎志(車いすバスケットボール)/松下浩二(卓球) /山本隆弘(バレーボール)※敬称略