Posted on 13 April 2015
日本の酒文化を世界に発信するプロジェクト「SAKENOMY Project supported by e仕事(サケノミ- プロジェクト サポーテッド バイ イーシゴト)以下、SAKENOMY」を「2015年ミラノ国際博覧会(以下、ミラノ万博)」が開催されるイタリア・ミラノにて、2015年4月から順次展開いたします。
■ 日本の酒文化を世界に広めてきた中田英寿
「SAKENOMY」とは、“Sake(=酒)”と“nomy(=〜学)”を掛けあわせた造語。酒とその文化について学び、楽しみ、味わい親しむことを願って作られた、いわば“美酒学”を意味する言葉です。
本プロジェクト「SAKENOMY」は、東日本大震災で大きな支援を頂いた各国に対し「ありがとう」の気持ちを伝えるために、2012年7月、オリンピック開催中のロンドンにて、日本最高峰の酒を蔵元がサービスする日本酒バーとして中田英寿自身が展開したプロジェクト「N-bar(エヌバー)」が発端。2014年のブラジルワールドカップ期間中には、「nakata.net Cafe 2014」 の一環としてサンパウロにも期間限定でオープンし、日本の酒文化を始めとした“日本の伝統文化の魅力”を世界中に広めてきました。
今回の「SAKENOMY」は、日研総業株式会社(本社:東京都大田区/代表取締役社長:清水浩二)と中田英寿が協同で取り組んでいる「モノづくりニッポン e 仕事×ReVALUE NIPPON」の一環として実施。日本酒や伝統工芸品など、“日本のモノづくりの魅力”を国内外に広く発信していきます。
■ “ミラノ万博=食の万博”のタイミングで、日本の酒文化を世界に発信!
そして今回、万博史上初めて“食”をテーマに据えたミラノ万博が開催されるタイミングにあわせて、「SAKENOMY Projectsupported by e仕事」をイタリア・ミラノにて展開いたします。ミラノ万博は「地球に食料を、生命にエネルギーを(Feeding the Planet, Energy for Life)」をテーマに、5月1日(金)〜10月31日(土)の期間に開催される万博。既に約140か国以上が参加表明をしており、想定入場者数は約2,000万人以上。まさに、世界中の食文化や食に関する情報がミラノに集結するタイミングでの展開となります。
■ ミラノ全体が“⽇本色”に染まる!? ミラノ市内の有名レストラン・ホテル・バーも巻き込んで展開!
「SAKENOMY Project supported by e仕事」は、主に3つの場所とタイミングを軸に、ミラノ市内各地で展開されます。
まず、毎年世界中から30万人以上が訪れる世界最大規模の家具⾒本市「ミラノ・サローネ 2015」の期間中(4月14日(火)〜19日(日))に、同イベント内で開催される「TOKYO DESIGN WEEK in MILANO 2015」エキシビション内で展開される「SAKENOMY PRE-EXPO」。
次に、ミラノ万博開催と重なる6月19日(金)〜24日(水)の期間、ミラノの人気カフェ「スイスコーナー」にて展開される本プロジェクトのメインを担う「SAKENOMY」。そして、上記ベース店とは別に、ミラノ市内各地のレストランなどミラノの人気レストランやバーとコラボレートし、万博期間中に日本酒を楽しめるバーを展開するサテライト型の「SAKENOMY Satellite 」。ミラノ万博開催のタイミングを軸に、ミラノ市内全体を巻き込んでプロジェクトが展開いたします。
■ 日本酒、美濃焼、伝統工芸…「ジャパンクオリティ」にまつわる様々なコンテンツを発信
「SAKENOMY Project supported by e仕事」には、FIFAワールドカップ南アフリカ大会オフィシャルライセンスプロダクトとして日本酒の販売も⾏っていた「はせがわ酒店」の協力の下、日本を代表する酒蔵32蔵・33銘柄が参加。蔵元達が実際に現地ミラノに向かい日本酒を振る舞います。また、日本酒は岐阜県多治見市・瑞浪市・土岐市の協力により、美濃焼で作られたオリジナルグラスで提供。
そのほか、ミラノ万博のテーマである“食”にまつわるイベントなど多数の催しを実施していく予定です。日本の食文化や伝統文化の素晴らしさといった「ジャパンクオリティ」を、年齢・性別・国境を越えたすべての人々に提案し、日本の魅力を再発信する本プロジェクト。今後の情報発信にも是非ご期待ください。