日本の有名酒蔵らが集結し、ミラノで日本酒バーを期間限定OPEN!
SAKENOMYを通じ「日本酒を世界の人たちに楽しんでほしい」
日本の酒文化を世界に発信するプロジェクト「SAKENOMY Project supported by e仕事(サケノミ- プロジェクトサポーテッドバイイーシゴト)以下「SAKENOMY」を「2015年ミラノ国際博覧会(以下、ミラノ万博)」が開催されるイタリア・ミラノにて、2015年6月20日(土)から6月24日(水)の間、期間限定オープンいたします。(http://nakata.net/milano2015/)
「SAKENOMY」は、日研総業株式会社と中田英寿が協同で取り組む「モノづくりニッポンe 仕事×ReVALUENIPPON(http://1145.jp/monozukuri/)」の一環としてオープン。
日本酒や伝統工芸品など、“日本のモノづくりの魅力”を世界に広く発信することを目的として実施されます。
オープンに先駆けて、6月19日(金)にはオープニングレセプションを開催。日本からは全国各地の18名の蔵元が「SAKENOMY」に集結し、33銘柄の最高峰のお酒を招待客らに提供しました。イタリア国内で絶大な人気のイタリアンレストラン「D’O」のオーナーシェフであるDavide Oldani(ダビデ・オルダーニ)氏からは、日本酒(品名:紀土/和歌山県)を使ったスペシャルメニュー「SAKEのリゾット〜“O’Sakenomy riso by Davide Oldani”〜」が振る舞われました。
日本酒は、中田が「ワインと同じく、香りを最大限楽しめるように」と考案したオリジナルの美濃焼のワイングラスにて提供。「日本酒は温めて小さな器で飲むものだと思っていた。冷たいまま陶器のグラスで飲んだのは初めて。まるでワインのようなフルーティーさと飲み物だった」とイタリアの人々も驚いた様子でした。
レセプションには、美濃焼のワイングラスの製作に携わった公益社団法人美濃陶芸協会の林恭助会長や、「モノづくりニッポンe 仕事×ReVALUE NIPPON」プロジェクトに携わった、人間国宝で漆芸家の室拆和美氏も日本から駆けつけました。また同プロジェクトに参加した研修生5名も参加し、この日のために室拆氏に弟子入りし製作を進めてきた“漆塗りの酒器”を披露。
研修生の土岐絵理(21)さんは、「3ヶ月間という短い期間でしたが、モノづくりの大変さと厳しさ、そして面白さを学びました。本当に一人前になるには、まだ何十年も修行が必要だと感じました」と酒器づくりの思い出を語りました。
自身も多くの時間を過ごしたイタリアで、日本酒文化の普及活動を行った中田は、「世界の人たちに日本酒をもっと楽しんでもらいたい。この取り組みがきっかけになるといいですね」とコメント。日本酒を振る舞った酒造の方々も「丹精込めて作ってきた酒を、イタリアはもとより世界の皆さんに楽しんでほしいです。こうやっていろいろな声を聞くのが次の酒づくりに生きると思います」と日本酒を世界へ広める意気込みを語りました。
活動の様子はこちらから↓
http://nakata.net/milano2015/